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旅のチカラ、旅のカケラ

お得なアユタヤ♪

2008.03.07 13:00


午前11時。今日もじっとりと暑い。

エアコンはもちろん、ファンすらない部屋は天然のサウナ状態!?

まどろむというよりも、これは熱中症レベルのふわふわ感。

日差しの強さに加えて、まとわりつくような湿度の高さ…。

37度か、すでに体温を超えてるし。。。


さて、今日はアユタヤにどっぷり浸かろう。

アユタヤ観光には多くの日本人が訪れている。

そこで待ち受けるのが客引きたち。

トゥクトゥクなら1hで200バーツ(720円)、ボートなら2hで200バーツ。

旅行会社に頼めば1日で5000円~(ガイド付き)。


高い!高い!!自転車が一番です!

1日で30バーツ(100円)だもの。

しかも、点在する遺跡をくまなく回れちゃうからオススメだ。

坂道もないし、観光案内所でマップをもらえば

スイスーイと遺跡めぐりができちゃう。

ペダルを漕いで、アユタヤの風を感じて、

遺跡をめぐる、めぐる。


ちなみにアユタヤは言わずと知れた世界遺産。

1350年から約400年間、アユタヤ王朝の都として栄えた。

町は四方を川に囲まれていて、主な遺跡は中州内にある。


ワット・ヤイ・チャイ・モンコンは

1357年建立の寺院で一番の見所は高さ72メートルの大仏塔。

仏塔の周りにもズラリと仏像が並んでいたり、

横たわる大きな涅槃仏があったりと

一番タイらしさを感じる遺跡だった。


つづいてワット・プラ・シー・サンペット。

こちらは3基の白い仏塔が有名だが、

周りには壊れた柱や土台部分だけ残っている遺構があり、

その雰囲気が特に好きだ。


ワット・マハタートは菩提樹に取り込まれた仏頭が有名。

敷地内にはビルマ軍の侵攻によって破壊された仏像や仏塔、建物の跡がある。

仏塔は先の丸いクメール様式と、先の尖ったスリランカ様式の仏塔が建っていた。


他にも、ウィハーン・プラ・モンコン・ボピット、ワット・ロカヤスタ…。

呪文のごとく、次なる目的地を口ずさむ。

実はアユタヤは3回目の訪問だったが、

全く見飽きることなく楽しい!

悠久の歴史に思いを馳せ、

滅びの美しさに心がジンジンする。

さんざんシャッターを切って、夕暮れまでタイムトラベルを楽しんだ。

鏡を見れば、砂埃と日焼けで真っ黒になった顔。

明日はもっと遠くまで行ってやる!

と、沈む夕日に向かって力強くペダルを漕いだ。