「祀り」「祭り」「奉り」「政り」
https://news.1242.com/article/128024 【“まつり”にまつわる漢字の意味と日本の歴史】より
日本で一番最初のお祭りは606年、推古天皇の時代に飛鳥寺での第1回灌仏会ではないかといわれています。お釈迦さまの誕生日をお祝いする行事でした。
「祭り」とは感謝や祈り、慰霊のために神仏、祖先をまつる儀式のこと。けれど私たちが浴衣を着たり露店でたこ焼きを食べたくて行くお祭りはそうした信仰の意味はなく、“ちょっと特別なイベント”ですよね。そこで今回は“まつり”を表す4つの言葉をご紹介します。
“まつり”にまつわる漢字の意味と日本の歴史
日本語で“まつり”を表すと「祀り」「祭り」「奉り」「政り」があります。
「祀り」
本来まつりはこの言葉を用い、神や尊(みこと)を祀ることやその儀式を指す言葉でした。神社神道のもので祈祷などがそれに当たります。
「祭り」
魂や霊などを鎮めるもの、つまり慰霊で、そもそもは葬儀のことでした。お盆がこれにあたります。
「奉り」
日本神話の人格神に献上すること。はるか昔から漁師や猟師は獲物の一部を神々の取り分として海や山に還しました。今でも日本各地域のおまつりにその儀式は根ざしています。
「政り」
日本は卑弥呼のいた古代から祭祀を司る者と政治を司る者は同じで、この2つのまつりがひとつである祭政一致であったといわれています。今でも政治のことを「まつりごと」といいますよね。
どれも古神道から来ている言葉や習わしです。日本はとても歴史のある国で、言葉ひとつをとってもいろんな意味があるなんて、神秘的ですね。
さて、今回はそんなまつりの中の「祭り」をご紹介します。
千葉のど真ん中、里山に囲まれた長柄町の旧水上(みずかみ)小学校で、10月21日(土)10:00から15:00まで、『第5回おへそ祭りinながら』を開催します。
米どころ長柄町ならではの『お米運び競争』や『丸太切り競争』などのミニ運動会に、シンガーソングライター小山絵里奈さんのジャズライブや、色鮮やかな物語が暗闇に広がるブラックパネルシアターをはじめ、美味しいものなど様々なお店が出店する楽しさてんこ盛りのお祭りです。
もちろん今年も、リソル生命の森・ホテルトリニティ書斎ペア宿泊券や長柄町産の農林産物・加工品に、長柄町在住の陶芸家や万華鏡作家さんの1点物の作品など豪華景品の当たる“へそくじ”も行いますよ。こちらもお楽しみに!
https://blog.goo.ne.jp/negi8931/e/ef92f8e1ba4747255d4e2739cc1d1d5d 【「祀り」「祭り」「奉り」「政り」】より
オイラが大好きなもののひとつに祭がある
祭りとは、感謝や祈り、慰霊のために神仏および祖先を祀る儀式のこと しかし、正確には、祭りにも「祭り」「祀り」「奉り」「政り」があるが、祭りとは、
これから夏祭りの季節
博多祇園山笠、京都の祇園祭、仙台の七夕など、7月には大きな祭りが多くあるさて、「祭り」とは、漢字本来の意味からすれば「葬儀」である
諸説あるが、日本における祭りとは、古神道の本質の一つでもある先祖崇拝が、仏教と習合(神仏習合)して現在に伝わるものであり、先祖崇拝(慰霊)の祭り、つまり、先祖の命・魂・霊・御霊(みたま)を慰めるもの(慰霊)が原点である
現在は、神輿、山車などに氏神様の「御霊」を入魂、神様が街を巡行することで、日頃は遠い存在の神様を、その日ばかりは目の前で拝礼することができる!
そうした考え方が定着している。
また、土地により、神輿を階段から突き落としたり、放り投げたりする奇祭があるこれも神様がお喜びになるから・・という理由からだ
祀りとは、然るべき立場のひとが、神・尊(みこと)に祈ること、またはその儀式を指す
祀り=祈りでもあり、神職やそれに順ずる福男や巫女が執り行うものをいう
奉りとは、
神に供物(海の幸山の幸)を「奉げる」という意味がある漁師や猟師は、獲物を獲ると、神々の取り分を大地や海に一部を還すまた、地鎮祭や上棟式で御神酒や米が大地に還されるのも奉りである
政りとは、
古神道おいて、祭祀を司る者(まつり)と政治を司る者(まつり)は同じ意味がある
特に、政治のことを政(まつりごと)と呼び、古くは卑弥呼なども祭礼を司る巫女や
祈祷師が祈祷や占いによって執政したことに由来する
さて、祭りとは、
神様に喜んでもらえるよう、古式に則り、威勢よく執り行うもの
また、のぼせもんは、祭りが終わると同時に、翌年のカウントダウンを始める!
https://bijutsutecho.com/exhibitions/2356 【まつり、まつるスパイラルガーデン】より
若手女性アーティストを中心に紹介するスパイラルの展覧会シリーズ「Ascending Art Annual」。「まつり、まつる」をテーマに、第2回が開催される。
「祭り」「奉り」「政り」「纏り」など、様々に表される「まつり」は、神を祀る(まつらう)から派生し、祈祷・祝祭はもとより、政治や衣服、関係性を尊ぶなど多様な意味を持つ。産業を取り巻く構造が変化し、土地や慣習に縛られない暮らしが営まれるいま、アーティストたちは祭礼や偶像崇拝、文様などに向き合い、場と時と人々を独自の手法でつなぎ直そうと試みている。
本展では、フィールドワークやリサーチに基づき、メディアアートや彫刻、写真、陶磁器など、それぞれの技法で作品を制作する、市原えつこ、久保寛子、スクリプカリウ落合安奈、桝本佳子の4組を紹介。足元にある文化や歴史と対話しながら、既存の枠組みにとらわれない発想と柔軟な切り口の作品を通して、便利さが優先される時代にあえて不合理な営みを取り入れ、共感や興奮、畏怖、ときに反発などの感情を生み出す「まつり」の可能性を考えたい。
https://www.city.sanyo-onoda.lg.jp/soshiki/2/shichou20180601.html 【市長の独り言 Vol.12】より
今回は、山陽小野田市を代表する2つのお祭りをご紹介します。
まず「寝太郎まつり」。昭和33年に始まり、厚狭の寝太郎物語でおなじみの寝太郎さんの偉業を偲んで行われる祭りです。円応寺所蔵の寝太郎権現像が開帳され、千石船を表現した山車が繰り出される中で、寝太郎踊りや寝太郎太鼓などの催しが行われ、厚狭のまちが寝太郎一色に包まれます。今年も4月29日に開催され、好天気の中、市内外より多くの皆さんにお越しいただきました。
次に「復活!住吉まつり」。かつて住吉地区では小野田セメントが中心となって「住吉まつり」が盛大に行われていましたが、時代の変遷とともにその面影は薄れ、いつしか途絶えてしまいました。こうした中、小野田の発展につくした小野田セメントとその創設者である笠井順八翁(名誉市民)の功績を讃え、平成24年度に「世代を超えてつながる日」をスローガンに地域の有志の方々が立ちあがり、半世紀ぶりに復活し、今年7回目を迎えました。5月26日の前夜祭、27日の本祭と大いに盛り上がりました。
ちなみに、本市では文化的財産(文化財や伝承)を含む、世代を超えて受け継がれ地域の歴史や風土に根ざした、ストーリー性のある概念を「ふるさと文化遺産」として登録をしており、両まつりのテーマともいえる「寝太郎」と「小野田セメントと笠井家」は、それぞれ平成27年3月と平成28年2月に登録されています。他には、竜王山(平成27年3月登録)と高泊開作(平成29年9月登録)があります。
こうした「まつり」や「イベント」は、全国各地で様々な内容のものが開催されており、多くの人々が楽しみ、にぎわいをつくっています。元来、「まつり」という言葉は「祭り」・「奉り」・「祀り」・「政り」・「纏り」などの文字が充てられるなど、本来は神を祀ること、またはその儀式を指すものでありますが、祭祀と関係なく行われる賑やかな催事、イベントについても同様に「まつり」と称されながら、既に季節の風物詩となったものも多くあります。
昨今、こうしたまつりやイベントは、「復活!住吉まつり」の開催趣旨にもあるように、「家族の結びつきが薄れ、地域コミュニティが崩れつつある今、地域の活性化と次世代の人達がよりよき郷土意識を育むこと」、さらに市内外から多くの集客を求めながら交流人口増につなげる観光振興やシティセールスの手法として取り組まれています。山陽小野田市においても、豊かな自然資源や歴史を共有するだけでなく、コミュニティ振興やふれあい・賑わいの創出に向けて、各地で多くの取組みがなされ、地域の躍動感にもつながっています。今後、新たなプログラムを検討するにあたっては、その開催の意義や目的等を明確にしながら、一過性のものとならないよう工夫することが大切と考えています。
最後に、レノファ山口の話題をひとつ。現在第16節を終わって、堂々の第2位です。そして、7月1日(日)19時から第21節、前半最終戦があります。対戦相手は、横浜FC(三浦知良選手所属)で、その日は山陽小野田市サンクスデーでもあります。今季最多観客動員を目指していますので、市民の皆さんの熱い応援で勝利を勝ち取りましょう。もちろん、私も「維新みらいふスタジアム」へ応援に行きます。スタジアムでお会いしましょう。