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自助論

2016.12.18 02:50


『自助論』S スマイルズ (著), 竹内 均 (翻訳)


<この本を読んだ目的>

1年目も残りわずか。基礎として身についていない力をつけたいと思ったため。

(坊垣さんからおすすめ図書として教えていただいた。)


<どんな本か>

”天は自ら助くる者を助く”とあるように、いかに自分の人生は「自分の手」で切り開いていくものなのかを教えてくれる一冊。


<引用>

・自助の精神:天は自ら助くる者を助く。自助の精神は、人間が真に成長を遂げるための礎である

・人間は読書ではなく、労働によって自己を完成させる。つまり、人間を向上させるのは文学ではなく生活であり、学問ではなく、行動であり、そして電気ではなくその人の人間性なのである。

→読んで満足、としないように。

・時間は、学ぶべき価値のある知識を吸収し、すぐれた新年を養い、よい週間をしっかり身につけるために使われるべきである。

実りのない生活を続けて時間を浪費することは断じて許されない。

・成功を決意し、努力の結果に自信を持つこと

・肉欲や快楽の追求に向けられた意思はたちまりち悪魔の本性を現し、知性はその卑しい奴隷となるだろう。

・いかなる職業でも、有能な人間になるには:天性・勉強・実践が不可欠

・ビジネスを成功させる6つの原則:①注意力 ②勤勉 ③正確さ ④手際のよさ ⑤時間厳守 ⑥迅速さ

・時間の浪費はこころに雑草をはびこらせる

・将来の利益のために現在の満足を犠牲にする:克己の精神

・人生の最高の目的は、人格を強く鍛え上げ、可能な限り心身を発展向上させていくこと

最高の人間性を獲得し、他人の役に立つ仕事に打ち込み、人間としての義務を果たしていくことこそ、一番立派な生き方なのだ

・人生に役立つ知恵を常に持ち歩き、いざというときすぐ使えるよう準備しておくべき

・大切なのは知力を高め、有意義な人生を送れるよう努めること

・人間をつくるのは安楽ではなく努力ー便利さではなくて困難である。

・逆境を制する4つの美徳:①勤勉②倹約③節制④誠実

・「不可能」という言葉は愚者の辞書にみゆるのみ


<感想>

「人生は自分の手でしか開けない」

まさしく。

自分の身の回りに起こることはすべて自分に責任があるし、その状況を脱したいと思うのならば、自身の変革が必要。

今の私は、もっと「勤勉さ」が必要だし、「克己の精神」をもって時間を有意義につかわないと。

2016年も残りわずか。

一瞬一瞬を大事にして、時間を浪費しないようにしよ