テネット
上映日:2020年09月18日製作国:アメリカイギリス上映時間:150分
ジャンル:アクションスリラー
難しすぎる…
進行している時間軸と
逆行する時間軸と
その描き方、映像がすごかった。
私が感じるよりも遥かに綿密に計算された映画なんだろうと思う。
何度も桁外れのアクションシーンが繰り広げられて最後まで目が離せない。
でも難しすぎて、
途中、飛行機事故に再チャレンジする3人を見ていていったい何を見せられてるんだろう…
と、すごく置いてけぼりで急速に興味が冷めてしまって。
カーアクションさえ難しすぎてついていけない。
同じ車に乗っているのに時間軸が違う?
ガラスの向こうの時間軸は一体どうなってるの?
回転ドア、一体何機あってどういう仕組み?
考えれば考えるほど理解不能で、
物語そのものの面白みが薄れていく。
捻りが無さすぎても面白くないし、
難解すぎてもついていけない。
そのギリギリのキワを攻めているけど、
やっぱり難しすぎる…
難しすぎて、男がなぜあの親子をあそこまで守ろうとするのか、その心理まで辿りつけずに
男の行動の説得力が薄れた気がする。
なぜ命がけのミッションを?なぜ彼女らを?
配信で鑑賞、答え合わせして見直したので
腑に落ちた部分が大きいし、
色々な考察を借りてやっと面白さに少し気づいた。
これ映画館で見たら消化不良だわ…
最終的に残った感想、ニールがカッコ良すぎ。
ニールのカーアクションを何も考えずに見直して、イケメンがピンチに歯をくいしばる表情を楽しみました。
ニールの正体、成長した息子だって考察が一番好きで腑に落ちたので、私の中ではそういうことにしておきます。
ただ、逆行するのは分かるけど、ニールが何年も遡ってるって、好きな過去にも戻れるってこと⁇⁇
そしたら逆行する意味、ある⁇
あー、いけない。頭を空っぽにして疑問はもうほっときます。
彼女のスタイルが素晴らしすぎて、学校の前にいるシーン、1人だけ縮尺間違いな映像になってて、なんのトリックもないその画が一番トリックっぽかったっていう。
ヨットから飛びこんだ自由な彼女が本人で本当によかった。
この映画の数少ないスッキリポイントでした。
★★★★はなんだかちっとも理解不能だったけど世の評価が高くて3をつけるのを躊躇ったからかも…
でも…CG多用かと思ったらメイキングでほぼブルーバック無しだったと知って、驚愕したので納得の★★★★です。