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OG.HOUCE

作品て言葉の想み分かってる?

2021.05.26 12:54



誰でも一度は名前を聞いた事がある、

有名なカンフースター、ブルースリー。


僕は幼稚園に入る前から燃えよドラゴンを観ていたのだがもう一本、2000年に出たブルースリー映画で好きなものがある。


タイトルは

BruceLee in G.O.D 死亡的遊戯


32歳という若さでこの世を去ったブルースリーが残した映像フィルムや関係者のインタビュー、再現アクションなどを交えたセミドキュメンタリーである。


当時10歳の僕は何故この映画に心打たれたのか。


その理由が、坂口拓氏主演の映画、

「狂武蔵」を観てようやくわかった気がする。


狂武蔵は元々、

お蔵入りとなった77分ワンカットの殺陣の映像に新たに物語を付け加え現代に繋いだ映画だ。


前半のシーンからスグに

「なるほど、これは恐らく武蔵の物語があったとしてその中の一部だけ、つまりアクション部分を抜粋した映像なのだな。」

と何となく分かった。


武蔵登場、からのワンカットアクション。


狂ってるわぁ!!!


と思った。

合間合間に武蔵が息を整えられる演出があれど、最後まで本当に戦い続けた。


ここに関しては昔神戸の路上や先輩に呼んでいただいたイベントでやっていたセッションを思い出す。


本当にその時限り。

盛り上がるも下がるも自分次第。

そして相手との掛け合い。


目線が変かもしれないがどんなテンポで切るのか切られるのか、何ならどう切られてはけるのかですら注目し興奮していた。


そのワンカットアクションは約10年前の映像らしい。

10年前の武蔵=坂口氏の想い。がむしゃら。


そこから月日が経ってからの想い。

経験値己や他を洞察する力。磨かれたもの。


過去と現在を掛け合わせ昇華し、

それを次へ繋げようとしていると感じた。


そこにあるのは想い。

想いを表現する素晴らしい制作物。


それが作品というものなのだろう。


死亡的遊戯で感じた出演者のブルースリーへの愛。

坂口拓という人間のアクションや人生への想い。


死亡的遊戯を観ていた頃の熱が蘇り


作品というモノの中に入っている「想い」の力強さを肌で感じた。


(余談だがドラゴン怒りの鉄拳で大人数相手にヌンチャクを片手で回して余裕を魅せ牽制していたのと同じく刀を片手でクルクル回してたので余計興奮した)


映画とは。


分かりやすいストーリーにキャラクター、

ここでこう思ってくださいと代弁するBGM。

ハッピーエンドバッドエンド。


だけではない。


狂武蔵を通して1人のリアルアクション俳優の想いを感じたような気がした。


僕も想いを音楽に乗せていきたい。

ビートメイクで誰かの想いを伝える為の武器になりたい。


坂口拓氏から感じたものを力にしていく。













ここまで読んでいただきありがとうございます。

いち視聴者の意見です。

個人の感想なので見当違いな事を言ってたらごめんなさい。




でも僕はそう感じて心動いたのだ。