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お墓の迷信

2021.06.14 09:10

【先祖供養しないと不幸になる】

「先祖供養をしなければ貴方は不幸になりますよ」というセリフ。

インチキ占い師や霊能者らが、相談者を恐怖に染める際に用いる常套句です。

しかしこれは迷信。嘘っぱちです。不幸になる原因は自身の波長と因果です。

先祖を供養していないからといって不幸になるなど100%ありえません。

これがまかり通れば、お墓を持っていない人は一生涯不幸漬けの人生ということになってしまいます。

ただ先祖をないがしろにするのはNG。定期的にお墓へ足を運び「感謝」を伝えましょう。

今日も生きていられるのは、先祖の存在があってこそ。

日頃より感謝を伝えていれば、いざというときにメッセージの送信や手助けをしてくれるものです。



【お正月の墓参り】

お正月にお参りするのをタブー視する考えがありますが、お正月こそお墓へ出向くべきです。

お正月は親族が集まる貴重な時期ですから、総出でお墓へ赴いて新年の挨拶をするべきなのです。初詣よりも優先すべき。

いつも傍らで見守り守護してくれているのは先祖と守護霊なのですから、親族一同で行けば先祖たちも歓喜します。

また、雨の日のお墓参りも良くない・控えるべきと言い伝えられていますが、これも嘘。

気にする必要は一切ありません。雨でも嵐でも先祖に感謝の念を墓前で伝えたければ、堂々と行けばよいのです。そもそもお墓参りに行っていい日・ダメな日、というのは存在しません。

強いて言うなら時間帯でしょう。行くなら朝か昼間。夕刻から朝日が登るまでは行かないほうがベスト。

なぜならその時間帯は未浄化霊が活発に動き回るからです。予期せぬ憑依を受けるとも限りません。ですから日が落ちてからお墓へ足を踏み入れるのは控えましょう。



【お墓参りの帰りにふり返ってはいけない】

これも古から言われてきたことですが、ふり返るのは動作ではなく「心の姿勢」です。

先祖にたいして心残りがあると、向こうも心配して現世と決別できず、こちらへついてきてしまいます。

ですので、お参りを済ませたら、死者のことは考えず前向きな心で帰路につきましょう。

後ろ向きな心で先祖を思うのは浄化の妨害に当たります。

先祖のためにもふり返らない心を持ちましょう。