ぴえにかし文庫
2021年6月開始
ぴえにかし文庫について
その昔、本好きな3人と一緒に、自分たちの本を持ち寄って小さな私設図書室、貸本喫茶をしていました。
それぞれの生活もあり、続けるのが難しくなり閉めてしまいました。
その間に父が亡くなり、こどもが生まれ、私自身の生活もずいぶん変わり、ゆっくり本を読むこともなかなか難しいバタバタした毎日を送っていました。
いつかまた図書館が開けたらいいなぁとぼんやり考えながら。
そんなある日、友人(本つながりの!)が柴田さんとつないでくれました。
「つくるってたのしい つながるってうれしい」というテーマにとても共感し、以前から行ってみたいと思っていた場所でした。
そんなつくるとこ柴田製作所に行ってみると、思っていた以上にわくわくするところで、本を通じて関わらせてもらえるというお話をいただいたことはとても嬉しいことでした。
亡くなった父は本が好きで、たくさんの蔵書がまだ書庫にあり、いろんな人に見てもらえる機会があるといいなと思っていました。
父の本棚には、経済の専門書、教育に関する本、ことば、環境問題、料理、こころ、国際問題、絵本、漫画、ミステリー、エッセイ、写真集などなど、多岐にわたるジャンルの本がつまっています。
その父の本と、今までに集めた私の本の中から、
お茶を飲みながらゆっくり読めそうな本、
少しの時間でも小間切れに読める本、
最近読んでお勧めしたい本、とても古い本など、
いろんなジャンルからセレクトして持っていきたいと思います。
こどもも大人も楽しめる絵本や、漫画(ジャンルは偏っていますが)も並ぶ予定です。
季節ごとに入れ替えたり、リクエストにも応えたいと思っています。
また、月1回おじゃまして少しだけ特別なことができたらと考えています。
どうぞよろしくお願いします。
「ぴえにかし」は、フィンランド語で、(pieni käsi)小さな手という意味です。
「一人の小さな手 何もできないけど それでも みんなの手と手をあわせれば 何かできる 何かできる(『一人の手』より)」という歌を思い出しながら名付けました。
本との素敵な出会いのきっかけを少しでもつくれたらいいなと思います。
ぴえにかし文庫 ツィッギー
ご利用方法
☆カフェの時間に本を置いて下さることになりました
ワンドリンクでご自由にお読みいただけます
☆室内には5人までの入室をお願いしますので、お待ちいただくことがあるかもしれません
☆月1回、第4土曜日(変更の場合あり)に少しだけ特別なことをしたいと思っています
予定していた月に一度の特別なことをしたい日は不定期で行うことになりました
決まり次第お知らせいたします