オベリスク Obelisco Lateranense
2016.12.18 21:58
古代エジプトから運ばれた、ローマで一番古く、高いオベリスク
高さ32.18m(基盤と十字架を含むと45.70m)桃色花崗岩。ドメニコ・フォンターナ設計のラテラーノ広場に設置されている。
エジプトの古代の首都テーベ
紀元前15世紀に、エジプトの古代の首都テーベのアメン大神殿前のトゥトメス3世により建てられたこのオベリスクを、357年、皇帝コスタンティヌス2世がローマに運び、チルコ・マッシモ競馬場に設置。
建築家ドメニコ・フォンターナ
倒壊していたチルコ・マッシモのオベリスクを1586年に発見。翌年の1587年に、教皇シクストゥス5世の命で、サン・ジョヴァンニ大聖堂の大幅改築時、設計を任されてた建築家ドメニコ・フォンターナがここへオベリスクを移設。
噴水
マルクス・アウレリウスの像
現在カンピドリオの丘のカピトリーニ美術館に置かれているマルクス・アウレリウスの像が、現在オベリスクがある場所に置かれていた。
ミケランジェロ設計のカンピドリオ広場の中心に移設。現在の広場にはコピーがあり、オリジナルはカンピドリオの丘のカピトリーニ美術館所蔵。
ローマの他のオベリスクについてはこちら ↓
ブログ