イギリス人の道 3日目(15.09.2016)
Etapa 3. Betanzos - Bruma (27.50km)
2日歩いてみて体調に問題がなく、脚も全く痛いところがないので、昨晩持って行く薬をだいぶ減らした。
昨日、義理の兄に会い本日の目的地Brumaについてアドバイスをもらった。
Brumaのアルベルゲ周辺には特に見るべきところはなく食べるところも無いので、アルベルゲに泊まる人はタクシーで近くの町Mesón do Ventoへ行き食事をし、またタクシーでアルベルゲに戻り寝ることになる。
Mesón do Ventoにはホテルもあり、Brumaのアルベルゲまで迎えに着てくれるので、その方がゆっくりできるとのこと。
急遽ネットで調べたところ、オスタルは満室だったが、ホテルCanaimaに空室があったので予約を入れた。
7:55 自宅を出る。
Presedo迄は歩いたことがあるので、今日は後半が勝負。
Leiro - Bruma間は急坂が多く、お店もカフェもなくイギリス人の道では一番辛い区間と聞いている。
8:40 高速道路A-6を渡る。
栗が大量に落ちている。ここからしばらく土の道が続く。
小規模な山火事の跡。
9:20 Río Meroを渡る。
Iglesia de San Estevo de Cos
ここから先、道がよく曲がる。
曲がる毎に道の表情(広い道、狭い道、アスファルト、土、林の中、牧草地など)が変わる。
10:40 Presedoに到着。
Iglesia de Santa María de Presedo
教会のすぐ近くにあるアルベルゲAlbergue de Presedoでクレデンシャルにスタンプを押してもらう。
10:50 Mesón - Museoにて休憩。
ここでは2つスタンプを押してくれる。
テラスでコーヒーを飲んでいると一匹の大きな犬が近づいてきた。
Mesón - Museoの裏がイギリス人の道なので、裏から出て再び歩き始める。
すると、さっきの犬が自分について出てきた。
可愛いので写真撮影。
首輪をつけていたので飼犬だと思い、さよならをして歩き始めた。
自分が歩くと犬も歩き、自分が止まると犬も止まる。
どうやらついて来る気らしい。
初めは飼犬を遠くまで連れまわすことはできないので、何度か杖を使って脅し帰らせようとしたがダメだった。
Iglesia de Santana de Leiro
ガリシアではよく見かけるCruceiro (クルセイロ - 石の十字架)。
このクルセイロには色々な物が巻きつけられたり、置かれたりしていた。
13:20 Brumaのアルベルゲまであと3km。
前を歩くとワンちゃん。
つかず離れず歩くワンちゃんなのだが、他の犬に吠えられた時だけはさも飼い主と一緒に散歩しているかのように自分の隣にピッタリと寄り添って来るのが可愛らしかった。
14:00 Brumaのアルベルゲに到着。
スタンプを押してもらう。
結局、14kmワンちゃんと一緒だった。そのせいか途中の道の険しさはほとんど気にならなかった。
同じ頃到着したイギリス人の巡礼者達がワンちゃんに水やビスケットを上げているすきに、ホテルの車に迎えにきてもらいワンちゃんとはサヨナラ。
とても不思議な体験をした。
14:30 Mesón do VentoのHotel Canaimaに到着。
15:45 ホテル内でランチ。
22:00 ホテルの内で軽い夕食。
Brumaのアルベルゲに泊まっている巡礼者が団体で食事に来ていた。
今のところ全て順調に行っている。残すはあと二日。
天気が良くなってくれれば言うことないんだけど。
このホテルに替えて正解だった。
今夜もぐっすり眠れそう。