ストレス解消動画を作成・検証 / 片岡物産

片岡物産は11月21日、バンホーテン ココアのプロモーション動画を特設サイトとYouTubeチャンネルで公開しました。

「回るリラックス60秒動画　-Tour to the spinning world-」と題されたこのムービーは、料理はかりや金魚のうごき、星空など、身の回りにある“回転するもの”が次々と映し出されます。

動画に登場する「回転」は、バンホーテン ココアの購買層である母親たちの日常の中にある光景を中心に選んでいるそうです。

人間が安心感を覚えやすい「子ども」や「自然風景」をテーマとしたもの、幸福度の高いもの、ぬくもりや質感のあるもの、不規則なゆらぎを感じるものなど、さまざまな視点で選び、カットごとに心地良い回転速度を探りながら制作したとのことです。

この回転が、視聴者にリラックス効果をもたらすらしいのですが…。

実際にはどうなのでしょうか。

今回の施策のポイントは、この動画の制作にとどまらず、その効果を確かめるため、神奈川大学人間科学部・杉山崇教授の協力の下、実際に検証実験を行った点です。

この動画が、ブランド側が設定した「仮説」から始まった企画であったことから、検証実験を行うに至ったとのことですが、

「映像の効果は検証実験を終えるまで誰にも分かりませんでしたから、無事公開できるか不安もありました。しかし、視聴後にストレスが96％軽減した被験者や、ホッとして自然と涙が出てしまった被験者がいたほか、『あたたかい気持ちになった』『子どもに会いたくなった』などのコメントもいただき、安心しました」

と、効果のほどが実証されていました。

この検証実験により、”96％に効果”という数字をたたせていることが、メディアフックのひとつとなっていると考えられます。