バッハシリーズ最終回!第6回『天』終了&プログラムノート
5/23、全6回のバッハシリーズ最終回が終わりました。
全部終わった今も上記のプログラムノートを書いている時とそれ程気持ちは変わらず、あるのは毎月通っていた噺館に来月は行かないんだなぁという一抹の寂しさと、無事に終えられた感謝だけで、達成感はびっくりする程ありません。
このシリーズのプログラムノートとトークの参考にした著書を記載しました。
どの本もオススメですが、磯山雅先生のバッハ関連の書物はどれも素晴らしいですので、バッハに興味を持たれた方は是非読んでみてください。
第6回、6番はやはり最後に相応しくゴージャスな曲です。
その後ゲストのギター小関さんにバッハのリュート組曲を弾いていただき、ギターの素朴な音色にお客様もホッとして癒されたのではないでしょうか。
今回のゲストの中で、一番山辺にお馴染みの小関さん。
今後もまた噺館で聞けそうなので、是非チェックしてみてください。
その後デュオの演奏前のトーク中、ブルーインパルスが物凄い轟音を立てて上空に。。
噺館からもよく見えてとても弾ける空気ではなく、しばしお客様と航空ショーを観賞。
これトーク中だったからこそ楽しい思い出になりましたが、無伴奏演奏中にやられたら大迷惑極まりなく怒り心頭でした。
そんなことを言いながら試走飛行の時は写真をパシャパシャ撮っていた私なのですが。。
気を取り直して、小関さんがこの日の為に書いてくださったバッハアレンジ三曲。
ビートルズ風バッハ、ジャズ風バッハ、ボサノバ風バッハ。
イマジネーションが凄い名曲たち。門外漢ですが、もう少し勉強してこれは
形に残したい作品達。
どうしたらこんな凄い曲書けるんですか?とお聞きしたところ、
「素材が良いから」と一言。
素材が良くないと、こうはならないそうです。料理みたいですね。
バッハがよくいろんなジャンルにアレンジされるのは、そういうこと。
しんみりと終わりたくないので伝えたい気持ちはプログラムノートに記し、お話し少なめで終わりました。
この回もキャンセル待ちが10人いらっしゃり、直前まで待ってくださっていた皆様申し訳ありませんでした。今後も噺館ではイベント目白押し。是非噺館を愛していただき、様々なジャンルをお楽しみください。
私も少し充電したら噺館だけでなくいろんな場所で演奏出来たらなと思いますので、またこのホームページやツイッターを覗いて頂けたら嬉しいです。
終演後、米沢のペーパークラフト作家中村隆行さんが作ってくださった、『バッハを奏でる人』を贈呈されました。中村様もこの日ご来場くださいましたがご挨拶出来ず、峰田館長から。
中村様ありがとうございます。
でもこんな素敵な作品を私だけが家で楽しむのはあまりにも勿体ないので、もうしばらくは噺館に飾っていただきます。ご来館の際は是非眺めてください。
そしてそして来月から、山響アシスタントコンサートマスター平澤海里さんのバッハ無伴奏ヴァイオリン全曲シリーズ(全6回)がスタート!
バッハ無伴奏チェロ組曲全曲シリーズを始める前から、ヴァイオリンもセットで全曲聞いてもらえたら最高だなと思っていました。
今回は近現代無伴奏作品がセットになっていて、更にヴァイオリンの奥深いところまで楽しめる1時間です。最終回だけなぜかトリオで、私も出演させていただきます。
このシリーズ、シーズン通し券があるので更に早いペースでお席が埋まっていくと予想されます。
最終回までいつでもご予約いただけますので、お早めにご予約ください。