アップリンク渋谷さん閉館
【アップリンク渋谷さん閉館】
『ぼくが性別「ゼロ」に戻るとき〜空と木の実の9年間〜』
去年の年明け、これからたくさんの方に観ていただきたい!と熱い思いでいたスタッフ一同。まだまだ知名度も低く、なかなか上映して下さる映画館が見つからなかった・・・
その中で一番に手を挙げてくださったのが、アップリンク渋谷さんでした。
コロナ禍で大変な状況が続き、一度は公開延期となり、夏の暑い時期に席数を減らして上映していただきました。
監督、営業担当は連日のようにアップリンク渋谷さんに足を運び、住人と化していました。
アップリンク渋谷さんが、5月20日に閉館いたしました。
胸がキュンとなるほどの寂しさを感じますが、ここから全国のシアターへ踏み出せたことは、一生忘れません。
本当に、本当にありがとうございました。
(Musubi Productions 広報)
監督の思いもシェアいたします。
5月20日で閉館してしまったアップリンク渋谷。海のものとも山のものともわからない「ぼくゼロ」の公開を決めてくれた恩ある映画館。たくさんの映画をここで観たし、通勤路にあるので毎朝横を通りがかったし、寂しくて仕方がない。
今日もまた通りがかったら、見覚えのあるキーウィー柄のシャツを着た江崎支配人を発見!早速一緒に記念撮影をしてもらいました!
江崎さんからの言葉「『ぼくが「性別ゼロ」に戻るとき』では、コロナ休業明けの時期に連日トークを行なって頂きまして、ありがとうございました。2020年夏以降にアップリンク渋谷で大量の監督トークショーを実施した先駆けとなっていただきました。この1年間は、恐らく日本で最も多くトークショーを実施した映画館になったと思います。」
そうなのか!先駆けになっていたとは知らなかった!「大量の監督トークショー」って笑えるが、江崎さんの中に我々が刻み込まれていれば幸いです。
内装はすべて運び出されて、看板だけが残っている。しばらくアップリンク渋谷ロスは続く…。