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映画愛は不滅だ! 映画『ゾッキ』ゾッキ裏ゾッキ同時上映登壇イベント Part12

2021.05.29 10:24

5月14日(金)に公開された映画『裏ゾッキ』では、5月27日まで連日の公開記念登壇イベントを実施しております。5月20日に惜しまれながら閉館となったアップリンク渋谷の最後の新作公開作である『裏ゾッキ』。先に公開されている『ゾッキ』との交互上映で映画の表と裏を存分に楽しめるというユニークな企画のもと、ゾッキチームが全ての映画ファンに向けて、トークを繰り広げています。「映画への愛は不滅です!!」。


■■ゾッキ/裏ゾッキ 登壇イベント 第12回 “秘密の集会 今こそ愛だ” 概要■■

■開催日:5月25日(火)

■時間:19:55~20:10(15分)

■登壇者:竹中直人、MELRAW

■会場:アップリンク吉祥寺

■MC:なし


 【オフィシャルレポート】

映画『ゾッキ』『裏ゾッキ』の交互上映トークイベント「秘密の集会 今こそ愛だ」が5月25日、東京のミニシアター・アップリンク吉祥寺で行われ、監督の竹中直人とサントラ製作担当のMELRAW(安藤康平)が登壇した。

竹中監督が渋滞に巻き込まれたことから、前半は移動中の竹中監督と会場を電話で繋いでのトーク。竹中監督は「こんな経験初めて!」と恐縮しきりも、口笛でエンディングの曲を奏でるなどアクシデントを持ち前のサービス精神でエンターテインメントに変えていた。

映画サントラ初参加のMELRAWは「Charaさんがプロデューサーとして関わり、僕はそのアシスタント的ポジション。サウンドメイクなど色々な面で関わることができて、貴重な経験になりました。しかも僕は映画のロケ地でもある愛知県の出身!その点でもエモい」と巡りあわせを喜んでいた。

竹中監督は「僕はサントラマニアで、自分の監督作の音楽を作るときはすべて直感。監督デビュー作『無能の人』はゴンチチ、『119』は忌野清志郎さん。『東京日和』は大貫妙子さん。『ゾッキ』の世界にはCharaが似合うと思った」と回想。ちなみに『119』の際には「清志郎さんが撮影初日に“竹中、持ってきたぜ!”と自宅録音した16曲入りのテープを持って来てくれた」と秘話を紹介した。

今回の音楽面で竹中監督は「例えばマネキンが出てくる場面は『エクソシト』みたいにとか、カーテンが揺れるシーンは『ブルーベルベット』みたいにとか。自分のイメージを伝えて、あとはCharaにすべてを任せました」とイマジネーションを重視。MELRAWは「そのようなアイデアをいただき、Charaさんと相談してアーティストの方々に楽曲のイメージを伝えました。何度かやり取りをしていく中で、劇中にピッタリと合う形にしていきました」と振り返った。

MELRAW曰くCharaは「ものすごくこだわる、音楽の妖精みたいな人」といい「言葉を大切にするし、こちらがドキッとするくらいに音を聴く耳がいい。作業はほぼCharaさんとしていましたが、あの時間と経験は個人的にとても勉強になりました」と実りの多い仕事になった様子。

Chara feat.HIMI、ドミコ、ドレスコーズ、Salyuなどが参加した『ゾッキ』サントラについて竹中監督は「聴けば聴くほどにいい。大好きなミュージシャンが集まって最高のサントラができた。原作者・大橋裕之さんによるジャケットデザインも素晴らしい!ぜひ皆さんにも買ってほしい」とお気に入りで、MELRAWも「映画のサントラというか、1本の独立したオムニバスアルバムのようになっている。劇中でちょっとしか流れない曲も、アルバムではしっかりとした楽曲になっている。一組一組のアーティストが熱心に楽曲を書き下ろしているので、映画を観て聴き比べるのも面白い」と映画視聴とサントラのセット『ゾッキ』をおススメしていた。


作 品 情 報

『ゾッキ』今日も地球は<秘密と嘘>で回っている。

ある女は<秘密は大事に、なるべくたくさん持て>と助言する祖父が告白した、秘密の数に腰を抜かす。

ある男は、あてがないというアテを頼りに、ママチャリで‟南”を目指す旅に出る。

ある少年は、成り行きでついた<嘘>をきっかけに、やっとできた友達から‟いるはずのない自分の姉”に恋をしたと告げられ、頭を悩ませる。

ある青年は、今は消息不明の父と体験した幼い日の奇妙な出来事を思い出していた。

そして日々なんとくアルバイトに勤しむひとりの少年は、‟ある事件”が海の向こうの国で起きたことを知るー。

楽しくて、切なくて、優しくて、懐かしくて、不思議な、自分だけの特別な秘密。

ラストに待ち受けている、寄せ集められた小さな話たちの奇跡的な出会いとは―

吉岡里帆 鈴木福 満島真之介 柳ゆり菜 南沙良 安藤政信 ピエール瀧 森優作 九条ジョー(コウテイ) 木竜麻生 

倖田來未 竹原ピストル 潤浩 松井玲奈 渡辺佑太朗 / 石坂浩二(特別出演)/ 松田龍平 / 國村隼

監督:竹中直人 山田孝之 齊藤 工 

原作:大橋裕之「ゾッキA」「ゾッキB」(カンゼン刊) 脚本:倉持裕 音楽監督:Chara 主題歌:「私を離さないで」Chara feat. HIMI

宣伝:ガイエ 配給:イオンエンターテイメント ©️ 2020「ゾッキ」製作委員会  

公式サイト:zokki.jp 公式Twitter・Facebook・インスタグラム:@zokki_movie

『ゾッキ』全国絶賛公開中


『裏ゾッキ』ばらばらの世界をつなぐのは、法螺(フィクション)だったーーー。

竹中直人・山田孝之・齊藤工の3人がメガホンを取り、漫画家・大橋裕之の短編集を実写化する異色の映画、「ゾッキ」。制作がはじまる2020年、ひときわ喜んだのは、ロケ地である愛知県・蒲郡市の人々だった。蒲郡では8年前から印刷屋さん、パン屋さん、居酒屋さんなど、町の有志が立ち上がり映画誘致の活動を続けていたが、今回念願かなって蒲郡市も巻き込み、映画「ゾッキ」を市民総出で全面バックアップすることになったのだ!

平穏だった蒲郡という場所で巻き起こる、数々のハプニング。豪華キャスト・スタッフによる一筋縄ではいかない映画制作。そして、素人集団がどうにか映画を盛り上げようと奮闘する姿。その模様を追った「裏ゾッキ」は、ひとつの映画に寄せ集まった人々の"裏側"を描く物語。・・・のはずだった。

ロケ終了後に世界中に襲いかかったコロナウイルスの猛威。4、5月には緊急事態宣言が発令した。映画館が2ヶ月の休館するのは戦後初めての事態だった。映画を生業にしていた監督陣の生活も一変した。例にもれず蒲郡の町も悲鳴をあげ、映画に心をくだいてきた人々は、それぞれの苦境に追い込まれる。さらに2021年3月の公開直前、コロナウイルス第二波が世界を襲う。目標にしてきた「作品を届けること」がおびやかされる今。ひとつの映画とともに重なり合った人々の現在進行形の記録。

撮影・編集・監督:篠原利恵 音楽:重盛康平 題字:大橋裕之

出演:蒲郡市の皆さん、竹中直人、山田孝之、齊藤工 ほか ナレーション:松井玲奈

主題歌:竹原ピストル「全て身に覚えのある痛みだろう?」(ビクターエンタテインメント)

製作:映画「裏ゾッキ」製作委員会 企画:伊藤主税、山田孝之 プロデューサー:牧有太 撮影:藤枝孝幸

制作:テレビマンユニオン 制作協力:and pictures

配給:イオンエンターテイメント 支援:映画「ゾッキ」製作委員会/映画「ゾッキ」蒲郡プロジェクト委員会 後援:蒲郡市

©2020「裏ゾッキ」製作委員会 公式サイト:https://ura.zokki.jp 公式Twitter・Facebook・インスタグラム:@urazokki