2018年6月台南バイク&バス旅3泊4日。12DAY2-1電姬戲院。麻豆の素敵映画館廃墟に萌え!&南部限定チキンバーガーを満喫♪
旅の2日目は、朝から曇り。
天気予報の感じでは、いつ雨が降ってもおかしくないような雰囲気だった。
本来の予定では、午前中は麻豆という地区に出かけて、ゆっくり観光とご当地グルメを楽しむつもりだったが、昨夜先生のお誘いを受けて今日の昼は台南駅近くで先生たちと食事ということになった時点で、2日目のスケジュールを大幅に変更することにしていた。
だけど、今日を逃すと麻豆に行く時間が無いし、絶対見てみたかった場所もこの目で見たい。
時間を計算するに、10時半には新営駅から電車に乗って台南に出発したい。新営駅から麻豆までは車で30分ほど。地図を見ながらふらふらバイクで走って(何度も言うが当時はスマホにネット契約がなかった)、遅くて1時間ほどか。10時にホテルに戻るとして、往復2時間と観光2時間でなんとかなりそう。
というわけで、早朝6時にホテルを出発したがぁこさん。途中迷子になりながら、予想通り7時に麻豆の中心街に到着した。
まず向かったのが、必ず訪問したかった場所の内のひとつである「電姬戲院」だ。
こちらは1938年(昭和13年)に建設された元映画館。非常に美しい建物で、私が訪問した後の2018年秋に歴史建築に登録されている。
私有地のため中には入れないが、外観は元の様子を良く留めている。青銅色の壁もいいし、建物の装飾のデザインもいい。
小さなチケット売り場の窓口には上映時間とチケット料金が書かれた表もかけてあって、いい味を醸し出していた。
Google先生によると、この建物は建築主の一族が所有していて、代替わりが進んで所有権のある人の人数が30人とかすごいことになってるようだ。恐らくその人数が多すぎて建物が歴史建築になったはいいがその後どう利用するか決められず放置されたままなんだろうと思われる。
しかも、ニュースによると、私が訪問した翌年の2019年には内部の補修のため見積もりに入った業者により勝手に座席や舞台が取り壊されたりしたそうで、非常にもったいないことである。
ともあれ、長年ぜひ見学してみたいと思っていた劇場遺跡は思った通りの美しい廃墟で、廃墟好きとしては萌えに萌えさせていただけた。外観の保存状態の良さでは雲林の「西螺戲院」以上だった。非常に満足だ。
電姬戲院の見学を終え、時間もあまりないのですぐ近くのハンバーガーショップで朝ごはんをいただいた。時間は7時20分ごろ。
朝ごはんをいただいた「丹丹漢堡」は高雄と台南にしかないハンバーガーショップで、以前高雄でチキンバーガーをいただいて美味しさに驚愕したお気に入りのお店だ。
ただ残念なことに、ドリンクが激甘のしかなくてセットメニューは厳しかったので、コンビニで買ったお茶と単品のチキンバーガーの組み合わせとなった。
つうかしかし、ここのフライドチキン、マジ最高に美味いんですけど!! 語彙がおかしいけど、衣はザックザクだし、鶏肉は超ジューシーだし、ケンタよりこっちのが美味しいと思うのよ! ああ、最高! 台北にあったら絶対通う!
本当は、麻豆のご当地グルメ巡りとかしたかったけど、いつかまた来たときに改めて。
美味しいチキンバーガーでお腹も落ち着いたところで、先を急ごう。
次は、この旅で絶対行きたかった、面白スポットへGO!!
2018年6月台南バイク&バス旅3泊4日。13DAY2-2につづく~
電姬戲院
住所:台南市麻豆區中山路106號
丹丹漢堡 麻豆店
住所:台南市麻豆區興中路172號
時間:07:00~22:00(月曜が定休らしい)
↓ ここまでのだいたいのルート ↓