スナップ『時間軸の学び』

子供の発達上の時間軸をいつどのように教えるのかという課題は、２～３歳頃になると表面化してきます。この頃の子供の時間軸は現在(今)と過去(昨日)のみです。よって昨日の出来事も数ヶ月前のことも全て昨日となってしまうのです。

子供の時間軸のスタートは朝になると明るくなり太陽が昇り、夜になると日が沈み外は暗くなるということを先ずは理解することから始めます。

そこから曜日、昨日･今日･一昨日など時間軸の幅を広げていき、そして月、年、季節へと学びを進めていきます。

一気に全てを覚えることは難しいため毎日コツコツと教具やカレンダーを活用して反復練習を行い習得できるよう取組む事になります。その方法については個別対応しています。

時間軸を理解するためにはいろいろな教具をスモールステップで使用することが望ましいといえます。先ずは数字の理解からスタートします。この教具は全ての時間軸を網羅し季節を理解した生徒さんが使用するものです。