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aya's lounge

仮名手本忠臣蔵 第3部

2016.12.20 14:22

こんばんは。


今年ラストの国立劇場へ行ってきました。

3ヶ月間にわたる「仮名手本忠臣蔵」の完全通し狂言。


今月は、いよいよ大詰の第三部です。

八段目「道行旅路の嫁入」から、

討入り、本懐を遂げるまですすみます。


役者さんをはじめ、創り手の皆様は大変だったと思いますが、

観るほうは何だか達成感(笑)

今まで断片的に観てきた仮名手本忠臣蔵を全部観た!

これは今の時代すごいことなのですよね。

有難うございました。


八段目は、桃井若狭之助の家老、加古川本蔵の妻と娘の道行。

舞踊劇です。


本蔵は、高師直に賄賂を渡し、

主君へのイジメを辞めさせることに成功しました。

しかし、そのせいでイジメの矛先が塩谷判官にいってしまいます。


また、松の廊下の刃傷事件の時、判官を止めた人物。

そのせいで判官は高師直を討ちもらすのです。

本蔵が止めなかったら。。。。

判官は高師直を亡き者にしていたかもしれません。


本蔵の娘 小浪は、

判官の家臣 大星由良之助の息子 力弥の許婚でした。

刃傷事件から両家は絶縁状態になってしまいます。


ですが母の戸無瀬は、力弥を想う娘のため、

また継母としての責任も感じ、二人で力弥に会いに行くことにします。


この場面は、その道中の舞踊です。


戸無瀬は魁春さん、小浪は児太郎さん。

児太郎さんは歌舞伎座と掛け持ちなのですね。


私が強烈に覚えているのは、

平成中村座で観た勘三郎さん七之助さんの道行です。

その当時のことが甦ってきました。


魁春さんは包み込むような優しさで、

児太郎さんは健気で初々しく。

浪士たちだけでなく、

その影で女性たちも頑張っていたのだなぁと切なくなります。


背景が素晴らしかったです。

その背景の中から登場する二人が何とも素敵でした。

富士が綺麗で、旅がすすむと景色が変わる。


一緒に旅をしている感覚になり、

次の場面の雪深い山科へ気持ちが繋がりました。


児太郎さんは観るたび、惹きこまれます。

これからも楽しみです。


そして、久しぶりに拝見した九段目「山科閑居」では、

また大きな死が待っています。


続きます。



aya。