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あらゆるサイバー攻撃からイスラエルのサイバーセキュリティーソフトは守り抜く。

2021.05.30 12:17

イスラエルは、米国に次いで世界第二位のサイバーセキュリティー大国である。

2014年にはセキュリティ・ソフトの世界総売上高の10分の1に相当する7,400億円を達成することができた。

サイバーセキュリティーの脅威はインターネットの発達とともに増えている。

サイバー攻撃の手口の一例

1.マルウェア

マルウェアとは特定の個人や組織のネットワークをダウンさせることにより、ネットワークを機能不全に陥れる攻撃。マルウェアに感染すると、コンピュータが起動できなくなる、動作が遅くなる、ハードディスク内のデータが消去されたり勝手に外部に送信されたりするなどをはじめとした不具合が生じる。

2.トロイの木馬

トロイの木馬とは一見すると害の無さそうなファイルになっている。こうしたファイルを利用者にダウンロードさせることによって感染させる。感染しても特に目立ったコンピューター上の動作に異常がないため、気づきにくいファイルだが、コンピュータに潜入し、利用者の気づかないうちに個人情報を盗んだり外部サイトを攻撃したり、勝手に大量のスパムメールを送信したりする手口。

3.APT攻撃

APT攻撃とは、特定の組織に対して継続的に行われるサイバー攻撃のことだ。この攻撃には主に2パターンがあり,標的のシステムに侵入するための「共通攻撃手法」と情報を改ざん・盗むことを目的とした「個別攻撃手法」の2つがある。国家ぐるみのスパイ行為や妨害工作を目的に利用される高度なサイバー攻撃だ。

主にこの3点を挙げたが他にも様々なサイバー脅威がある。これらの脅威からイスラエルのサイバーセキュリティーが提供するソリューションにより守ることが可能だろう。

サイバーセキュリティーというのは攻撃、防御が表裏一体となっているがイスラエルには5000人のサイバー攻撃部隊(1127部隊)がいるため、サイバー攻撃のノウハウを兼ね備えている。だからこそサイバーセキュリティー(防御)の技術も発達しているのだ。

多くのサイバー研究施設をテレアビブを中心とした地域、国内に兼ね備えているイスラエルは、世界のサイバーセキュリティ市場のシェアの5パーセントを占め、米国に次ぐ順位となっている。

これ加えてイスラエル政府はGDPの4.2%が国やベンチャーキャピタルを通じてIT分野の研究開発に投資されている。こうした背景がこのイスラエルをサイバー、IT大国に押し上げた要因と言われている。