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これからは幸年期の時代

2021.05.30 13:17

オンライン講座の話のつづき。


先日はニールズヤードの「吉川千明の女植物養生学」というのを受けました。


吉川千明さんといえば、フィトテラピー(植物療法)と更年期ケアについて早くから提唱されてきた業界のパイオニア。


日本アロマ環境協会(AEAJ)でも講演の動画が配信されていて、以前から注目していました。


人生100年時代の後半50年を、植物養生の知識を使って、女性が美しく健康に生きていく方法を5回に渡って学んでいきます。


第一回のテーマは、「乾」。


もう、まさにそうです! 50歳以降、ひしひしと感じるのは、体のどこもかしこもパサパサのカサカサ。。


「乾き」が体に及ぼす影響や、女性ホルモンとの関係、対処法など、知りたいことだらけです。



講座のはじめに、参加者がひとりずつ自己紹介していったんですが、思ったとおり、みなさん私と同じ更年期世代。


すでにさまざまな症状に悩まされている人や、目前にして不安を感じておられる人など、事情はそれぞれにあって、講師の吉川さんをはじめ、参加者がみんな「わかるわかる〜」という表情でうなずきあっていました。


驚いたのは、パニック障害に悩まされた人(現在も)が、10人ほどのなかで私も含め3人もいたこと。


ひとりで悩んで苦しんでいた数年前、こんなふうに同じ悩みを分かち合えたら、どんなにラクだっただろう。。


実はこの講座、リアルタイムの受講だけでなく、後日の動画配信のみの受講もできたのですが、こうやって同士とも言える方々がいるとわかっただけでも、リアルタイムに参加してよかった!と思いました。



更年期って「女が終わる」的なニュアンスが強く、ほんとおおっぴらにするのが恥ずかしい話題で、今まで情報が少な過ぎだったんですよね。


「この頃怒りっぽいねー、更年期じゃないの?」と男性陣に含み笑いされる"あるある"シーンとか(今なら完全にセクハラだ)


私がショックだったのは、意外にも本当の敵は女性のほうだったこと。


特に更年期が目前に迫った40代の女性から「へー、大変ですね、ふふ(わたしはまだまだ現役。お気の毒に)」的な発言とか「わたしは大丈夫、そんなのなりませんから(一緒にしないで)」みたいな拒絶発言をされることが多くて、同じ女性としての仲間意識があっただけに、なんだか裏切られたような悔しい思いをしました。


とかいう私自身も、若い頃は更年期=女が終わったオバサン、ぐらいにしか思ってなかったんですけどね。

(若いって、ほんと残酷。。)



でも、フェムテック(女性が抱える健康の課題をテクノロジーで解決できる商品やサービス)が広まる機運にともなって、更年期もやっとバカにされる時代じゃなく、あたりまえのものになってくかと思うと、ギリ間に合ってよかった!と心からうれしい笑


私たち世代なんかより、よっぽど肩身の狭い思いをして、更年期とひそかに闘ってきた母親世代をはじめとする先輩方の雪辱を晴らすためにも


私たちがこれからは、つらい更年期を明るい「幸年期」に変えていかなくちゃ。


そのためには、ちゃんとした知識と、うまくつきあっていく方法を、これからの人たちに受け渡していく責務がある。


なんか、大袈裟になっちゃいましたが。

でも大袈裟じゃなく、本当にそう思っています。



で、講座でどんな話が聞けたの?

早く伝えてよー


ってことですよね。わかりました!


吉川さんも「どんどん伝えてください」とおっしゃってたので、ここではわかりやすく簡潔に、特に印象に残った言葉をダイジェストで書き残してみたいと思います。



あ、でも今日は時間が。。


次回の更新でかならず! お待ちくださいー^^