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言葉は繊細。だからこそ、大切に扱いたい。

2016.12.21 01:29

先日、フォトグラファーの喜島あやさんのプロフィール文を書いた時に、

こんなメッセージが入りました。

▶︎喜島あやさんプロフィール文(300文字ver.)


ごめんなさい。知的障害の子を実際にはまだ、撮れていません。
お話できない(ろう)お子さんを一度の撮影させてもらっただけなんです。
いつでも、やる気満々なのですが
行っている。っていうと経験済み、という感じですかね?
募集はしているので、大丈夫ですかね?
微妙な感じなので、どう思われますか?


最後の一文についての内容なのですが、最初の文章は

知的障害を持つ子どもの写真撮影サービスも「行っている。」

と、書いていたんです。


当初、1回撮影をしたことがあると聞いていたので、

経験としてカウントし、「行っている」と書いたんですね。

でも、あやさんにとっては違和感があったようなので、以下のように提案しました。


そうだったんですね。
では、「知的障害を持つ子どもの写真撮影サービスも提供している。」
ではいかがでしょうか??


そして、そして、以下のような返事をいただき

いいですね。さすが!
それでお願いします!


知的障害を持つ子どもの写真撮影サービスも「提供している。

となりました。

(撮影:喜島あやさん)


言葉って、本当に繊細です。

たった一言 その一言 その単語 その言葉で、

伝えたい印象も、相手からの印象も変わってしまう。


だから、私はひとつひとつの言葉を丁寧に探してしまいます。

もう、これは無意識な癖。


この気持ちを この状況を etc...に的確な言葉や表現は、どれだろう。

と、あれこれ探してしまいます。


そして、それがぴったり当てはまった時が、とても嬉しい瞬間!!

それを相手に喜んでもらった時は、さらに嬉しさ倍増です。



言葉が見つからない時 たった一言の表現が見つからない時

もっと違う書き方があったのではないか と少し後悔する時


そんな時も、もちろんあって。


でも、書き物の中では、(今のところ)プロフィール文作成が一番好きかな。