「純米吟醸 ランド・オブ・ウォーター・生」
「純米吟醸 ランド・オブ・ウォーター・生」
(浅舞酒造株式会社/秋田県横手市)
酒米「美山錦」と「協会10号酵母」を使用。 軽めの香りと柔らかい口当たりに加え、爽やかな甘味とスッキリとした喉越しが特徴です。
全体的に軽い印象ですが、程よい酸味と「美山錦」が持つ特有の苦みがバランスを整えています。
料理の隣にそっと寄り添うような存在で、食中酒としても活躍しそうですね。
綺麗な酒質も印象的で、湧き水のような自然感やフレッシュさが全面に出ています。
仕込み水には、蔵の敷地内にある湧き水「琵琶沼寒泉」を使用。仕込み水が主演、酒米と酵母が助演と表現していいくらい、湧き水の透明感が強く感じられます。
【価格】
720mℓ 1,650円(税込)
【小川屋スタッフから】
「天の戸」醸造元の浅舞酒造さんは、蔵元から半径5キロ以内で栽培したお米だけでお酒造りをしています。
仕込み水にもこだわり、前述した蔵の敷地内にある湧き水を使っているそうです。
この湧き水はお酒造りだけでなく、夏は稲作に、冬はお米を洗う際などにも使われているそうで、湧き水そのものの清掃活動も浅舞酒造さんが行っているのだとか。
ここまで徹底されている酒蔵さんは珍しいのではないでしょうか。湧き水がお米を育て、育ったお米を使ってお酒を作り……と水が巡る様が目に浮かぶようです。
当たり前ではありますが、原料の産地や仕込み等々は酒蔵さんごとに考え方が大きく違うもの。
各酒蔵さんのスピリットに触れると、飲むのとは違った角度からお酒を知って堪能できます。
こんこんと湧き出る清水、水を生む豊かな大地。夏季限定酒「ランド・オブ・ウォーター・生」を、ぜひお試しください。
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夏酒week最終日です。今週は様々な夏酒をご紹介いたしましたが、いかがでしたか。
今回のように、お酒のテーマを統一して投稿するような企画をまたやってみたいと考えています。
まだ季節は先ですが、秋には「ひやおろしweek」を実現できそうです。
来週はまた違うタイプのお酒をご紹介しますので、ぜひお楽しみに!
1週間お付き合いいただきありがとうございました。
お酒と共に、楽しい週末をお過ごしください。