元美容部員が伝えたい、日焼け止めについて
2021.06.01 02:49
日焼け止めの使用は「1年中通して」をおすすめしていますが、この夏場だけって方も多いと思います。
そこで、日焼け止めの見直しとポイントをお伝えします!!
日焼け止め製品に記載されている「SPFとPA」。皆様、購入の目安にされているかと思います。
◇SPF…UVBを防ぐ働きの数値
UVBとは、肌の表面にダメージを与える強い紫外線で、全紫外線の約5%。
いわゆる「日焼け」を表すのはこちらで、赤く炎症したり黒くなる原因。《シミ》の原因になりやすいです。
SPF1…約20分、肌が炎症を起こしやすくなるのを防ぐ。
◇PA…UVAを防ぐ働きの数値
UVA とは、エネルギーは弱いけど照射量が多く浸透力が高い紫外線で、全紫外線の約95%。
肌の奥の真皮層にまで達すると考えられていて、シワやたるみの原因になりやすいです。
雲や窓を通すので、1年中予防おすすめしている理由です。
肌衰える原因のうち、「光老化」とは、UVAのダメージを表しますので、
PA数値の確認や、夏以外の日焼け止め使用をおすすめします!
ここで1つ、美容部員のときに多かった質問をご紹介。
【Q.】UVカット入りのファンデーションを使っているから、日焼け止めはいらないですよね?
【A.】必須ではありませんが、使用したほうが良いです。
もし使用しないのであれば、UVカット入りのパウダリーファンデーションやパウダーでお直し必須。
ここだけの話、、、化粧品ブランドによって異なります。私が働いた会社でも、
勧めるブランドと勧めないブランドがありました。
傾向的に、スキンケアブランドは勧める、メイクブランドは特に勧めないことが多いです。
ファンデーションに力を入れるブランドは、その製品を際立たせたいので、日焼け止め不要を推すイメージです。
また、日焼け止めは、毎年パワーアップして高機能な製品が発売されます。それだけ、人々に使って欲しいアイテムだということです。=必要ということ。
「ブルーライト、赤外線、ロングUVA、大気汚染」などをカットしてくれるものもあります。
下地やファンデーションより、スキンケア効果の高いものが多いので、UVケアの働きかけが違うのです。
*日焼け止めの順番…スキンケア後。下地やファンデーションの前。
どんなケア、効果を優先するか、生活リズムなども考慮して、ご自身に合う使い方をしてみてください。