レーザーカッター『FABOOL Laser Mini』でモノづくり(組み立て前編)
編集部に届いた『FABOOL Laser Mini』、いよいよ組み立ててみます。今回は、前編として、X軸とY軸のフレームを組み立てるところまで。制作途中ですが、ここまで形になっていると、社内では「もうできたの!?」と驚かれてしまうほどです。
- 一見できているようですが、まだフレームだけ。ここに基板やレーザーユニットを取りつけます。
組み立てマニュアルは、smartDIYsさんのサイトにオンライン掲載されています。写真が豊富なほか、難しいところは動画でもフォローされているので、ほとんど迷うことなく組み立てられます。
さらに、工具が付属し、混乱しがちなネジ類はケースに小分けされるなど、至れり尽くせりです。
●X軸・Y軸モーターユニット組み立て[15分]
まず最初に組み立てるのは、X軸、Y軸方向にレーザーユニットを動かすためのステッピングモーターのユニットです。小さな「イモネジ」を落とさないように気をつける以外は、ほとんど問題なく組み立てられました。
ちなみに、上に表示している時間は、私が組み立てるのにかかった時間で、あくまで目安です。実際には、もっと手早く組み立てられる方もいると思いますし、あるいは意外に手間取ってしまう方もいるでしょう。
●X軸の組み立て[45分]
続いて組み立てるのは、X軸です。いきなり大きなフレームが登場しました。プレートのローラーが、フレーム上をスムーズに動くように調整が必要です。緩い場合と堅い場合の様子は、動画でも見られるので、参考になります。
フレームができたら、タイミングベルトをモーターにかけます。タイミングベルトの張り具合が難しいところですが、それについても動画を参考に調整することができます。
●Y軸の組み立て[60分]
続いてY軸です。Y方向のフレームと、先に作ったX軸を組み合わせるので、組み立て手順の中で、いちばんの大仕事になります。3方向のフレームを組み立てたら、X軸をはめて、並行するY軸にタイミングベルトをかけましょう。
ここまでで、いっきに完成をイメージできるところまで進めることができました。今日のところはいったん終了。所要時間は2時間といったところです。次回は、基板の取りつけ、配線、レーザーユニットの取り付けを行い、完成させたいと思っています。