数秘術講座
http://www.ainsophaur.jp/kouza/kouza-number1.html 【数秘術の数字が持つ意味】より
数字と属性
数秘術の数字はそれぞれ意味を持っています。それは人の性格や運勢などすべてに共通するもので、例えば基礎となる1~9の場合、人の性格は以下のようになります。
1.自他共に厳しい完璧主義者。自制心が強く冷静沈着。忍耐強い努力家。
2.豊かな感情を表現する芸術家タイプ。夢の世界に生きるロマンチスト。
3.自由を愛する楽天家。好奇心旺盛で多芸多才。変化を好む冒険好き。
4.石橋を叩いて渡る真面目な努力家。論理的で未来を先取りする予言者。
5.知識欲の強い学者タイプ。思考の世界に生き、臨機応変で冷静。
6.穏やかで親切。忍耐強い親分肌の持ち主。現実と夢の間を彷徨う人。
7.鋭い感性と分析力を持った戦略家。エキセントリックで一匹狼的存在。
8.エネルギッシュで負けず嫌いの戦士。生命力が強くサバイバルに強い。
9.存在にこだわるヒューマニスト。現実認識能力が高く器用で複雑怪奇。
この9つの数字が基本の数字で、ここから派生した数字に、11、22、33など特殊数がありますが、基本は1~9です。
各数字は3つのタイプ(属性)に分けられ、特殊数も含めると、豊かな感情を持つのは「2、6、7、11、33」、ロジックが得意なのは「3、4、5、22」、空間認識能力が高いのは「1、8、9、44、55」となります。
各数字が持つ特徴(能力)は本人にとって当たり前の特徴で、感情豊かな人は人の感情を自然に読み取り、ロジックが得意な人は自然にロジックを展開し、空間認識能力の高い人は自然に様々なものを見分けます。
また、数字には奇数と偶数の違いもあり、奇数は精神面重視、偶数は物質面重視です。
http://www.ainsophaur.jp/kouza/kouza-odd-even1.html 【奇数と偶数の違い】より
奇数と偶数は正反対
奇数と偶数は性格がかなり異なります。奇数は男性的、偶数は女性的で、陰陽で例えるなら、奇数は陽、偶数は陰です。
奇数の人は感情や衝動を抑え込み制御することができますが、偶数の人は自分の感情や衝動に正直な傾向があり。偶数の人は個人的なことや身近なことから重視しますが、奇数は個人的なことよりも世の中全体など広い世界に目を向けます。
偶数の人は絆を大切にしますが、これは人と繋がっていないと感じる不安から来るもので、不安ゆえに執着心が強かったり安定を求めます。奇数の人は世の中との繋がりを漠然と感じているので普遍的なものを重視し、変化も好み、個人的なことを疎かにする場合があります。
そのため奇数は奇数と相性が良く、偶数は偶数と相性が良い傾向がありますが、どちらが優れているわけでもなく、長所・短所はあります。
http://www.ainsophaur.jp/kouza/kouza-day-month-year1.html 【誕生数、覚醒数(生まれ日)、ペルソナについて】より
3つの性格
「誕生数」は心理学で言う潜在意識(無意識)のことで、本能や身体的能力をあらわす数字です。「覚醒数(生まれ日)」は心理学で言う顕在意識のことで、自分を自分だと自覚し自分を操る操縦者です。「ペルソナ」は自分を隠すための心の仮面です。
誕生数と覚醒数の関係
誕生数が一番影響力が強いのですが、これは身体的能力の影響が強いからで、体が生み出す才能や性格はボーっとしていても自動的に生じます。
でも誕生数の性格は自覚を持たず、自覚を持っているのは顕在意識である生まれ日の性格なので、「覚醒した意識」を自分と考えるなら、自分とは生まれ日の性格のことになり、「覚醒数」と呼ぶことができます。例えば、仏教が言う煩悩(本能に基づく迷い)からの解脱とは肉体からの解脱なので、誕生数が持つ本能から解放され覚醒数の性格で生きることを意味していることになります。
つまり、肉体を自分と考えるなら誕生数の性格が自分となり、自覚を持った意識を自分と考えるなら覚醒数の性格が自分ということになりますが、物事を判断し自分を幸せにして行く意識は覚醒数なので、通常、自分とは覚醒数である生まれ日を意味することになります。
http://www.ainsophaur.jp/kouza/calcu-birthnumber1.html 【誕生数の計算方法について】より
誕生数の計算方法
誕生数を出すには、まず誕生日の「年」「月」「日」の数字をそれぞれ分解し、足します。
二桁になったら、さらに分解し、一桁になるまで続けますが、11、22、33など同じ数字が並んだ場合はそこでストップします。
例
1984年11月28日生まれの人の場合
年
1+9+8+4=22 (22が出たのでここでストップ)
月
11 (11はこのまま)
日
2+8=10,さらに分解して、1+0=1
次に、この3つの数字を足します。
22+11+1=34,さらに分解して、3+4=7
この人の誕生数は7ということになります。
誕生日の数字を全部一変に足す方法
よくある質問の1つに、誕生日の数字を全部一変に足した場合のゾロ目の数字についてがあるのですが、この方法は数秘術から生まれたお遊びのような占いだと解釈していいと思います。占星術から生まれた星占い(星座占い)や四柱推命から生まれた動物占いなどと同じ位置づけです。
誕生数にはもう1つ出し方があり、「年」「月」「日」の数字を一変に足した後、合計数から9の倍数を引き余りの数を出すと、その余りの数が誕生数と同じになります。
例えば、1984年11月28日の場合、
1+9+8+4+1+1+2+8=34となり、34-27(9の倍数)=7です。
9の倍数なので、余りの数がなく0になった場合は9ということになります。
余る数は必ず一桁で、二桁にはならないので、この方法だとゾロ目の特殊数はありません。
つまり全部一変に足す方法は、「年・月・日を別々に計算する方法」と「9の倍数を引く方法」が混ざったものと考えられますが、難しいことは考えずみんなで楽しむエンターテイメントとしては全部一変に足す方法は簡単でいいのではないでしょうか。
占星術では太陽系の天体をたくさん使用しホロスコープを出して判断しますが、星占い(星座占い)では太陽しか使用しません。四柱推命では年柱・月柱・日柱・時柱を出して判断しますが、動物占いでは日柱しか使用しません。数秘術では年・月・日の1つ1つの数字がそれぞれ意味を持ち、計算途中の数字も意味を持ちますが、全部一変に足す方法では1つ1つの数字を気にしません。
でもこういったお遊びのような占いが入り口にとなり本格的な占いに興味を持つ人もいるので(私もそうでした)、きっかけになるならいいのではないかと思います。
http://www.ainsophaur.jp/kouza/calcu-unsei1.html 【運勢数の計算方法】より
運勢数の出し方
年の運勢の数字の出し方は、まず生まれ日の数字を分解して一桁(覚醒数)にします。この場合、11日は2、22日は4にします。
次に、現在の年齢の数字を分解して一桁にします。
そして、生まれ日の数字から年齢の数字まで何個の数字があるか数え、その数字が現在の運勢の数字になります。
例えば、12日生まれで25歳だった場合、
1+2=「3」、2+5=「7」となり、
3~7まで「34567」と5個の数字があるので、運勢数は5です。
生まれ日の数字が9だったり、年齢の数字より生まれ日の数字の方が大きい場合は9の次に1に戻って数えます。
例えば、27日生まれで25歳だった場合、
2+7=「9」、2+5=「7」となり、
「91234567」と8個の数字があるので、運勢数は8です。
http://www.ainsophaur.jp/kouza/kouza-day1.html 【覚醒数(生まれ日)は自我】より
誕生数とは心理学で言う潜在意識(無意識)のことで、生まれ日とは心理学で言う顕在意識(表層意識)のことです。自分を自分だと自覚しているのは生まれ日の性格なので「覚醒数」と呼ぶことができます。
誕生数と覚醒数の関係は車と運転手の関係に例えられ、誕生数が持つ身体的能力は車の性能、覚醒数が持つ能力は運転手の能力ということになります。車が自分を自覚することはなく、車の性能を知っているのは運転手であり、誕生数の性格を自覚しているのも覚醒数の性格です。
覚醒数は自分をコントロールする操縦者なので物事を理性的に判断しますが、誕生数が持つ願望を叶える役目と対人関係を担当しているので板挟み状態で、さらに覚醒数が持つ願望も大きいため、ストレスを抱えて大変な思いをするのは覚醒数の性格です。
酔ったり寝ぼけると覚醒数の性格は薄れるので、人はストレスを抱えるとお酒を飲んだりします。癒しを求めているのは操縦者である覚醒数で、人と会話し、自分の人生を決めて行くのも覚醒数です。
そのため、質問に答える形式の性格診断は覚醒数の性格を診断していることになり、診断結果に対するアドバイスも覚醒数の性格に対するアドバイスとなります。
こういった性格診断では深く考えず質問に答えてくださいと言われますが、誕生数の性格が強烈すぎて覚醒数の能力では処理しきれない場合、誕生数は暴れ馬のようになっているし、逆に、覚醒数が強烈で対応能力が高いと誕生数の能力に力不足を感じ、答えの選択に困ることもあるでしょう。
でも日々苦労しているのは覚醒数の性格なので、覚醒数の性格をいたわることは自分をいたわることになります。
http://www.ainsophaur.jp/kouza/kouza-month-year1.html#one 【生まれた月の数字について】より
365日の誕生日を占った「誕生日辞典」は的中率が高いと評判ですが(リンク先のカスタマレビュー参照)、こういった「○月○日生まれ」占いが当たるということは、生まれた月の数字も重要だということです。
「月の数字は何を意味しているのか?」ですが、誕生数のような無意識を意味する数字ではなく自覚ある性格で、覚醒数(生まれ日)の数字ほど影響力は強くないものの、物事を判断し自分の人生を決めていく理性を持った性格です。
生まれ月の数字は占星術の星座とも関係あるので、生まれ月の数字の影響力は星座の影響力に近いと考えられるでしょう。(「星座と生まれた月の数字の共通点」参照)
生まれた年の数字について
学校の先生曰く、同じ小学1年生でも毎年特徴が違うとのことなので、生まれた年の数字によって学年の特徴が現れていることになり、生まれた年の数字も無視できないことになります(干支も関係ありますが)。
早生まれの人は自分と自分の学年の特徴に違いを感じる傾向にありますが、数字の1・2・3は人との間に壁を作りたがらない特徴を持つので(「生命の樹」参照)、早生まれの人だけで固まって派閥を作るような事態にならずにすんでいるのでしょう。
生まれた年の数字の影響力は比較的弱いですが、幼い頃から何年も同じ学年の子供と一緒に育つので、早生まれの子供がクラスにいないと生まれた年の特徴が社会の特徴だと勘違いしてしまい社会に出たとき大変なので、早生まれの子供と一緒に育った方がいいと考えられます。
生まれ月と年の数字が重要な証拠は誕生数2にある
誕生数2になる人の中には11的な性格を持つ人がいるのですが、これは年・月・日の数字が思考型・感情型・空間型を代表する数字「4(22)・7・9」(順不同)になる人の特徴で、この3つの数字がタッグを組めば11に匹敵する鋭さとなります。
ピタゴラス曰く「万物の根源は数である」とのことなので、全てが数字(3つの属性)で成り立つなら「4(22)・7・9」の組み合わせは全てをカバーする組み合わせであり、このタイプは自分に厳しい完璧主義者でもあります。
それでも誕生数2の性格はそのまま存在するので孤独を感じやすく、疎外感を感じイジケて周囲を困らせそうになる人もいますが、それじゃいけないと「4(22)・7・9」のオールマイティな性格が顔を出し、自分で自分をなだめ、理性で大人の対応をし、しっかり者のリーダーとして「4(22)・7・9」の能力を発揮する人もいます。
他の誕生数2でも誕生数(無意識)から湧き出す危うさを年・月・日の数字がカバーする状態は多々ありますが、「4(22)・7・9」を持つ誕生数2はそれが顕著なようです。
http://www.ainsophaur.jp/kouza/kouza-astro1.html 【星座と数字には共通点がある】より
生まれた月の数字は占星術の星座と無関係ではなく共通点が存在します。
占星術の場合、星座の境界線は月の後半にあり、星座には星座の属性もあるので違いは多いですが、数字が持つ意味を知るには数字のオリジナルの特徴を知る必要があり、星座の特徴を各数字の特徴や属性と比較すると共通点が見えてくるので、月の数字と星座の比較は重要なヒントとなります。
各星座と数字の特徴
例えば11月生まれは蠍座ですが、蠍座は感情の豊かな星座で、11も感情型の数字であり、蠍座も11も最も神経過敏です。
12月生まれは射手座ですが、射手座の性格は計算の途中で12、21になった場合の3の性格とよく似ています。
10月生まれは天秤座で、計算の途中で10になってから1になる人で、天秤座のお洒落な性格は見た目重視の空間型の性格が強く出ている状態と言えるでしょう。
1月は勤勉な山羊座ですが、数字の1も仕事人間になりやすく、空間型は体力に恵まれているので他の属性よりも働き続けることができます。
2月は水瓶座で、2と水瓶座は一見違う性格ですが、2は学校の勉強ができ、感情型の属性は全体的に科学方面に強く、水瓶座も2も世間の常識を気にしません。2は依存心が強い反面、我が道を行く独創的な性格をしているので水瓶座との共通点は多いです。
3と魚座の性格も一見違いますが、3になる人の多くは計算の途中で12か21になってから3になるため3の多くは射手座的であり、そのため魚座と3は全く違った性格に見えますが、3そのものの性格は未来を心配する思考型の特徴が強く心配性で、精神的に不安定で魚座的な性格をしています。
でも誕生数でオリジナルの3になるには計算の途中で「1+1+1=3」とならなければならず、年・月・日が全部1になるので1の性格が強すぎ魚座というより射手座的になり、3には射手座的な人が多すぎ、3そのものの性格をしているのは30から3になる人と3日生まれの人だけで、少なすぎるため3本来の性格は全くと言っていいほど知られていないと考えられます。でも3には極度の心配性や極端にストレスに弱い人が時々いて、30から3になる人や3日生まれの場合が多いです。
また、3が魚座的となると、6と3のミックスである33は、6の感情が暴走し後で大変なことにならないよう未来を心配する3が必死にブレーキをかけている状態と言えるでしょう。
4は牡羊座になりますが、4はエネルギッシュな数字で、この世界は矛盾だらけなので矛盾が許せず反抗的で、グレる人が最も多い数字です。
5は牡牛座になり、行動面の慎重さや美食家といった共通点があります。5は動くと精神的消耗が激しいので計画的に動くタイプですが、食へのこだわりを持っていたり料理好きな人が多いです。
占いの世界では思考型の特徴は無視されがちなので、牡羊座と牡牛座は4と5の表面的な部分が語られているようですが、西洋占星術の本格的な占いでは、この二つの星座は新しい技術や改革など思考型の特徴が語られています。
6は双子座で、恋愛面での難しさなどよく似ていて、双子座はプレイボーイと言われますが、6もそうで、追えば逃げ、逃げれば追うタイプです。自分に自信がないと臆病になりますが、マンネリ化したり自分に自信があると双子座的になります。
7は蟹座で愛情重視。7は変わり者ですが、通常はとても穏やかで愛情深く、蟹座のような愛ある家庭を望んでいます。
8は獅子座で、8の獅子座的な性格は誰が見ても納得でしょう。心身ともにタフで豪快で、まさに百獣の王です。
9は乙女座で、消極的だったり頑固だったり、様々な顔を持つ9の複雑さは、乙女座の複雑さとよく似ています。空間型の属性は影響が強くなると物質世界に対する潔癖症を生み出し、乙女座の潔癖症や古風な特徴は9の空間型の特徴と言えます。
http://www.ainsophaur.jp/kouza/sephirothic-tree1.html 【生命の樹(セフィロト)】より
生命の樹の概要
生命の樹(セフィロト)
生命の樹(セフィロト)の図
生命の樹は私たちが存在している世界(次元)をあらわした図で、1~9の数字や様々な特徴が描かれていて、この世界が生じた経緯や今後の方向性なども含まれ壮大です。
数字とアダムカドモン
生命の樹の解説(下図)
生命の樹(セフィロト)
カバラには「アダムカドモン」と呼ばれる存在が登場し、この世界はアダムカドモンが分裂した結果生じたとされ、それぞれの数字はアダムカドモンの欠片です。(参照「人類補完計画」)
各数字がある丸い場所は「セフィラ」と呼ばれ、アダムカドモンが分裂して生じた各部分です。各セフィラは22本のパスで繋がっていて、数字のないセフィラは隠された「ダート」で、本来ダートは表示しないのでパスは22本となります。
1段目「至高の三角形」
生命の樹を上中下の3段に分けると、一番上は「至高の三角形」と言われる3つの数字(1、2、3)で、この3つの数字はそれぞれの属性をひたすら貫く純度の高い特徴を持ち、1は空間型、2は感情型、3は思考型の特徴をひたすら貫きます。複雑さはなくとてもシンプルで、他の数字から見れば単純明快で、天然ボケが炸裂することも多く、愛嬌のあるタイプです。
生命の樹は1つではなく上下に複数連なっていて、接続部分は1と10です(右図)。
上の生命の樹の10が下の生命の樹の1として下に流出し、2と3も流出して「至高の三角形」を形成し、空間型、感情型、思考型の原型となるので、1、2、3はそれぞれの属性を貫くことになります。
逆に、1が上へ流出すれば10となりますが、どちらにしても1の方向性はとても重要で、1の人の心の中に自分を裁く裁判官がいるのは、1がみんなを導く立場にあるからです。
連続する生命の樹
みんなと仲良くしていたいので、1段目の数字は他者との間に壁を作りたがらず、喧嘩をしても仲直りすれば忘れてしまいます。感情型は恨むと怖いとはいえ、2は平和を愛するので、相手が自分を受け入れてくれるならいつまでも恨むことはありません。
これはアダムカドモンがまだ複雑な分離状態にないからで、3は誰とでもすぐに仲良くなり、子供のように無邪気です。
2段目「創造界」
2段目からは複雑化し、ここでアダムカドモンが個性に分離し、難解で難しい性格になって行きます。その原因は3と4の間に存在する隠れた「ダート」の転換作用にもありますが、4にもモード変更のような変換作用が働き、運勢占いの4の運勢の一年間が重苦しく体調を壊すほどしんどいのは、そのためとも考えられます。
個性とは他との違いであり、違いは摩擦を生み出すので、4はあらゆる危険に対処するためネガティブな可能性を追求し対策を練る位置にいて、それができる優秀さを持つのと同時に、危険を回避するため他者との間に壁を作り、どうしてもネガティブに傾きやすくなります。
5と6は個人主義の数字で、5は他者とあまり関わりたがらず、6は個性へのこだわりが強く人と違う自分になりたがります。
また、2段目は創造するための思考の領域であり、4と5は思考型の数字であり、6も思考型の特徴が多いため、2段目はコンピュータでたとえるならプログラマーやシステム領域で、様々なアイデアを出し計画し実行しようとする領域です。でも、4、5、6は感情に流されやすい面もあるため思考と感情で創造して行く領域とも言えます。
3段目「形成界・物質界」
3段目はアダムカドモンから分離した個性が肉体を持ち男女に分かれた領域で、2段目が計画した内容が7で形成されて8で物質界となり、8、9、10(1)の空間型の数字が維持・管理するイメージとなります。
運勢占いで運勢数7の時の言動がその後の8と9の運勢に影響するのは、3段目が7で形成されるからと考えられ、7の一年間におかしなものを形成してしまうと、8と9の運勢までおかしくなるということなのでしょう。
人間界は9と10
私たちが生きている人間界は3段目に存在し、人間の精神は9、人間が生きている物質界は10のマルクト(王国)だという説がありますが、スピリチュアルやオカルトの世界では「人間は全てを持っている」とよく言われ、人間は確かに1~9の数字の性格で成り立っているし、9も全てを包含する数字であり、1~9の特徴を誰でも理解できるので(そういう人いるよね、と納得する)、間違いではないのかもしれません。
また、7、8、9、10(1)の数字が仕事人間と化すと周囲を圧倒するのも、3段目に位置する数字だからと考えられます。
2段目と3段目の対立
上からの順番で言えば、2段目が作成した計画を3段目が忠実に実行するわけですが、生命の樹には下から上へ向かう方向性もあり、2段目が作成した計画に3段目が反発することもあります。
2段目は、会社でたとえるなら現場に指示を出す上層部のような存在で、3段目は上層部に振り回される現場の立場なので、この関係がトラブルを生み出すのは仕方のないことなのでしょう。そのため1段目を「至高の三角形」とたたえるのかもしれません。