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天然オイルor人工オイル

2016.12.29 01:00

どうもこんにちは。


ケアルタイムも村上です。



今日は油のお話


ちなみに私の実家の稼業は油屋です。


ガソリンスタンドです。


ガソリンのお話を~


しないです。



ヘアケアでオイルを使ったりしますよね^^

天然のオイルを使っている方もいます。

使い方に注意が必要ですので


ちょっと書いてみます。



天然のオイル色々と種類がありまして


質感もさまざまです。


たとえば


ツバキ油

艶や粘り感すごいです。

悪く言えばベタベタします。


オリーブオイル

のびがよく潤い保湿と優れています。


ホホバオイル

軽い仕上がりで髪に馴染みが良いです。



ヘアオイルにも配合されていたりします。

こういった天然のオイルのみで作られている商品もあります。



天然のオイルって人工オイルにくらべて髪に良いような気がしますよね^^



ふふふ



そんなことはありません



食物としてなら

少し話題になっていましたよね

脂肪酸のお話


飽和脂肪酸とかオメガなんちゃらとか

たしか融点の違いで燃えやすいとかそんな

お話でしたよね。


それあくまで


消化吸収するならばというお話です。



髪の毛の場合は別問題なわけです。



たとえば


融点が低いオイルなら髪に馴染みが良いです。

沸点が低いオイルなら髪が熱くなりすぎません。


天然オイルはどうなのかと言いますと


天然オイルは混合物なのですね。

色々な脂肪酸が混合してできております。

どの脂肪酸が多いかで違いができています。


つまり

融点も沸点も幅がひろくバラバラなのですね。

混合物ですので沸点が幅広く

それこそ、天ぷらがあがるくらいまで温度が上がります。

髪に残りやすい油だと髪の毛がドライヤーやヘアアイロンの使用時に高温になってしまいます。

融点も幅広いものが多いのでベタつきがのこったりします。

揮発点がバラバラですので時間経過で質感が変わりやすいです。


人工のオイルは目的があって特徴・特性を整えられています。


たとえばシリコーンオイル


ヘアケア剤で代表的なものに


シクロペンタシロキサン


オイル系のヘアケア剤に多く配合されています。

軽い質感で艶感とをだしてくれます。

沸点が低く揮発するので髪の毛が熱くなりすぎません。

髪に馴染み易くサラっとしております。


科学的につくられたオイルのほうが効果効能を

調節と精錬できているわけです。


天然のオイルも良い質感があります。

重みとかしっとり感をだすのに優れていたりします。

物によってはビタミンEが豊富だったりしますので

抗酸化作用もあったります。


ですから


ヘアオイルは基本的に人工のオイルに

少量の天然オイルを配合して作られている商品が多いのです。


天然だから良いということではないのです。

こういった成分で形成しているから適しているという事


身体に良さそうだから髪にも良いという訳ではないのです。


食物として身体にいれるのであれば消化吸収しますので

多少バランスが悪くても身体が調整しますし

食物は混合物ですが人間の身体はそれらを分解して適した形にし

吸収します。


髪の毛はそういった機能がありませんので

バランスが良いヘアケア剤が一番良かったりします。


天然の物は混合物ですから

有効成分が含まれていますが、不必要な成分も含まれるという事

場合によっては害となる成分も含まれるという事


少量が丁度いいんですよ


天然オイルを多く配合しているヘアケア剤は水分保持には効果がありますが、

あまり高温の熱からは守ってくれませんし

物によっては逆効果ですので、仕上げに軽く着けるのみにして下さいね^^



ホホバオイルは単品でも良いと思います。

あれは油より脂に近いですしちょっと普通のオイルと違います。


あぶらのお話はまた書きます。