マスコミの報道ぶりに一言
升添要一知事の政治資金、東京都の経費の使いっぷりの乱脈ぶりは原語に絶する。
学者で多少名前が売れた、テレビの売れっ子となった頃、マスコミは親の介護をしながら政治家になって厚生大臣を務める、どんなに絶賛したか?
「忘れた、とは言わさないぞ!」、
しかし、実際はマスコミの報道通りだそうだ。
だが、当時でも私は胡散臭さを感じた。
離婚,結婚を三度も繰り替えし、何人(かなりの数)も子供がいるそうである。
結婚し同棲すれば当然子供ができる。
★子供を一人前になるまで育てるのは生物の本能でもあり、人間の義務でもある。
ここで人と他の動物の違いは、老いてきた親の世話をする事である。
子供一人前に育てるには、大学を卒業する時に22歳になる。
結婚を三度もすると何処かで義務を省略する事になる。
相手の観察し損なう事もあり、次の女性を見つけ再婚までは大目に見ても、三度となると人格を疑う。
★彼の学者としての実績は知らないが、あれだけテレビに出て、派手な活動をしながら真面目で充分な親の介護ができるだろうか?
私事で言う。
昭和8年、昭和11年産まれの弟、
戦前、戦後の混乱で資産を失った没落家庭の長男と長女が手荷物を持っただけの結婚生活が始まった。
幸いどちらも健康で病しらずで前向きの思想の持ち主だった。
結果だけを話す。
私は家業の専念、昼夜の別なく働き、従業員300名の中堅企業まで育て上げた。
家内は家庭の留守を預かり、両親の世話から子育、近隣との付き合い全てを熟し、長男は東大法課卒業、長女は同志社音大卒で音楽教室は現在も盛業である。
★四人の両親を無事送って、「ホット」し、気が就けば私は80歳、家内は77歳であった。
(新婚以来二人での生活は初めてである。温泉でもと思ったが我が家に居るのが一番だ)
★話を本題に戻す。
親の介護の経験が高齢化した日本の福祉行政に役立つ、と、あれだけ褒めあげた升添氏が今では公私混同の最悪の人物である。
不肖時もでるは、でるは? でるは? 切がない。
果てには、親族、縁者を探しだし、取材すると、「要一が親の介護?病院に見舞いに来ても居なかった」。そうである。
後は言わずもがな。
★厚生大臣の頃の与論調査で「総理に一番は、升添要一」だった。
マスコミが持ち上げ売り出す時の報道と、引きずり落とそうと思った時の報道はこれだけ違うのだ。
でも、取材する記者は同一人物の筈である。
~誤った情報の提供を謝罪してはいかが?~