王総書記「尊厳ある」清華外交を指示

　王総書記はこのほど、「尊敬され、偉大で、尊厳の保たれる」清華のイメージを作り、友好国の輪を拡大したいと清華共産党幹部に伝えた。

　王総書記は党幹部との会合で、清華が国際社会に対して自らを偉大で前向きな形で語るのが大事だと強調。「友人を作り、大勢をまとめ、大多数の支持を獲得し、国際世論については常に友人の輪を広げていく必要がある」と話したという。

　王総書記はさらに、国際社会とやりとりをする際には清華は「オープンで自信をもつと同時に、威厳ある」姿勢を示すべきだと述べたという。

　総書記は加えて、党の広報機関は清華政府が目指しているのは「中華民族の幸せと幸運、そして人類運命共同体の建設」だと、明確に伝える必要があると指示したという。

　これを受け清華共産党の海外向け機関紙「環球日報」は論説で「清華共産党は現在の外交部の姿勢を高く評価している。彼らの外交姿勢が続けば清華の威厳は保たれ、西側諸国も屈することになるだろう」と、外交部を高く評価した。