#高岡英夫 #木村拓哉 - #究極の身体 #背骨感覚
「高岡英夫 究極の身体」様より
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書籍連載 『究極の身体』を読む 身体の中心はどこにあるのか
第11回(2008.09.16 掲載)
高岡英夫の背骨感覚
ここでひとつ私自身の実体験、実感の話をしましょう。
これはあくまでみなさんの参考にしていただくためで、
決して自慢話の類ではありません。
他のスポーツ選手、たとえばスピードスケートの清水宏保などの話も貴重でしょうが、原著の著者である私が自分の身体をどう感じているかというのも貴重だと思いますので、私自身の実感を語らせていただきます。
私が自分の背骨をどう感じているかといいますと、常に骨格標本と同じような形で、同じ数(26個)だけ感じられています。
でも調子が悪くなってきますと、その形が部分的にぼやけてきたり、さらに不調のときには上下で接している骨同士がくっついて2つの骨が1つのように感じられてきたり、背骨付近の小筋群がくっつきあって1つのより大きな筋肉に感じられることもあります。
またもっと調子が悪くなると、肩甲骨と背骨の間に他の部分とは明らかに違う、分化しづらい硬直した部分がくっきりと現れることさえあります。
逆に普段どおりトレーニングが行えているときならば、背骨を1つずつ自分の意志どおりに動かすことも可能です。
たとえば胸椎の1番を右に回して胸椎の2番は反対に左に回すとか、1番を前に倒して2番は右に回すとか。
こうしたことを2つから3つ、3つから4つ、4つから5つと増やしていき、いまなら背骨を上から下まで一度に意識して、奇数の骨は右、偶数の骨は左に、それぞれ一気に動かすようなトレーニングも日常的に行っています。
もちろんこれは客観的にも事実であって、他人に私の背骨の棘突起を指で触ってもらい、その両手の全指が触れている10個の骨をまったく別の方向に次々に「右に動かすよ」「左に曲げるよ」といってそのとおり動かしたりしてたしかめたことが何度もあります。
みなさんにはちょっと理解しづらい感覚だと思いますので、ここでひとつの実験を行ってみましょう。
まず目をつぶって右の手を意識してみてください。
そしてそのまま五指を開いてください。
次に人差し指だけ曲げてみましょう。
そうしたら次は人差し指だけ伸ばしてあとの4本の指を曲げてみましょう。
どうですか?
できましたよね?
目でたしかめなくても大丈夫ですよね?
私自身の背骨の実感はちょうどこのような感じだと思ってください。
いまの実験は指が1本ずつ離れていましたので、よりリアルな感覚にするには指を閉じて隣の指同士が軽く接したほうがいいでしょう。
その状態で目をつぶったまま人差し指と薬指を下げて、中指と小指を上げて互い違いにしてみてください。
どうですか? もし難しければ人差し指と中指の2本だけでも結構です。
このように目をつぶってやってみますと、身体の体性感覚を利用した認識として、指の動きが分かると思います。
私の背骨に対する実感は、ちょうどいま行った実験のような感じなのです。
このように背骨を顕在意識の対象としてコントロールし、このように認識するというのは、まさに先に紹介した背骨のトレーニングの賜物です。
したがって、〝究極の身体〟に近い人物、たとえばマイケル・ジョーダンにいきなり背骨の感覚について尋ねると、「えっ」というだけで、きっとにわかには答えることができないはずです。
なぜかというと、彼はバスケットボールをやるという運動のなかで、ボールや相手、ゴールやらコートといったものに顕在意識を向けながら、潜在意識下のところで背骨などを分化させ、1本1本の骨をより合理的に動かすように使い分けているからです。
だから背骨を顕在意識の対象としてコントロールすることには慣れていないのです。
でも彼が背骨を顕在意識化するトレーニングに慣れてさえくれば、私のように背骨を1つずつ自分の意志で動かすことは可能でしょう。
事実、マイケル・ジョーダン本人ではありませんが、メジャーなスポーツ種目のオリンピックや世界選手権の上位入賞クラスの選手を対象に、彼らがどれぐらい背骨を動かせるかを私は調べてみたことがあります。
その結果、予想通りレベルが高い選手であればあるほど、背骨をすぐに自分の意志で動かすことができる傾向があることが分かりました。
一方、現代の平均的な日本人に背骨を動かすトレーニングを指導しても、なかなか背骨を動かすことはできません。
ポイントと動きをある程度限定してトレーニングさせても、1~2ヶ月以上はかかります。
ところが世界選手権の上位入賞クラスの選手となると、ほとんど指導したその日のうちに背骨を動かすことができるようになります。
また金メダルを獲るような選手ですと5~10分、時間がかかる人でも30分もあればたいていの場合動かせるようになってきます。
これは指導する立場から見ればその能力差はあきらかで、その能力の違いをひと言でいうと組織分化の違いということになるのです。
つまり骨を1つずつコントロールできるというのは、その前提に1つずつの骨を別々のものとして組織分化する能力があるわけです。みなさんもこのことを押さえておいてください。
続いて「YOUTUBE」です。
Gatsby CM, Aqua
65,351 回視聴•2009/05/11
bejapaneselikeme
チャンネル登録者数 331人
キムタク Kimura Takuya Johnny・サファー・サーフィンガール、芸能人ボード片手に海へ・木村拓哉、工藤静香夫婦で楽しむ
206,707 回視聴•2015/05/13
koutoku saihan
チャンネル登録者数 1880人
https://youtu.be/otc31uAxLow
木村拓哉、工藤静香、山口達也、深田恭子楽しむ。
いっしょにやってみたいですね。ジャニーズ
Takuya Kimura, Johnny, SMAP
I Can Give You Gatsby - 5 Minutes
Dai Combo
チャンネル登録者数 801人
Do you have Gatsuubeee~?
Proper loop.
書籍連載 『究極の身体』を読む 身体の中心はどこにあるのか
『究極の身体』を読む
身体の中心はどこにあるのか
運動科学総合研究所刊
高岡英夫著
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