ワルシャワとベルリンを拠点に活動するピアニスト【Hania Rani】は一押しです!
2021.06.05 09:20
ポーランドのグダンスク生まれのピアニスト、作曲・編曲家、Hania Rani。
ポスト・クラシカルからチェンバー・ジャズ、アンビエント、フォークなどジャンルを横断する独特のサウンド。
デビュー・アルバム『ESJA』が世界中で高い評価を得て、ヨーロッパツアーや著名アーティストとのコラボなど一気にその名をとどろかせました。
ショパンに代表されるこの国ならではの美しいメロディ感覚やユーロ・フォーク的センスが常に見え隠れする音をリズミカルで魅惑的な展開。
オーラヴル・アルナルズの地元ポーランドでのライブでは前座で参加。
そして、2019年には”THE PIANO ERA 2019”で初来日。
そのライブは多くの方に深い印象を残しました。
2020年にリリースされた2ndアルバム『Home』では、初となるヴォーカル曲も収録。
ピアノのハンマーの打弦音や鍵盤が軋む音、ペダル音などのノイズをサウンドの美しい一部として響かせ、リズミカルな曲でも静謐な印象を残す映像的なサウンド。
ポスト・クラシカル/エレクトロ・ミュージック/ユーロ・フォーク/アンビエント他を統合しつつも、まったく違うオリジナルを印象付ける傑作。
スタジオライブ映像が公開。
これがまた素晴らしい!!
映画や劇場、その他のプロジェクトのために作曲した楽曲をセレクトした作品『Music for Film and Theatre』。
自身のプロジェクトとはまた違った芸術的観念とストイックさを感じる、ファン必携の1枚。
Hania Rani 『Music for Film and Theatre』
1stアルバム
Hania Rani 『Esja』
2ndアルバム