後出しじゃんけん
2021.06.05 09:44
5月31日付けで被告側(公安委員会)から、証拠として臨場警察官の陳述書が提出された。
事件直後の正式な記録(供述調書や通信記録等)が無いため被告側の主張を補強すべく苦肉の策だろう。
内容は、当日の様子を記憶を頼りに書かれたもので、きわめて大雑把な内容である。
本人は、ニュースでこの事案を知り驚いていると共に事実でない事がニュースで流れる事に戸惑っているとしている。
現場での4者での話し合ったことには触れていない、代わりに目撃者が、原告ともう一人のハンターに発見時の状況を説明していたと述べている。話し合いに加わっていたとは陳述していない。
故に、発砲時に制止する事は出来ない状況で有ったとも述べている。
羆は、前足の一部が欠損した、赤ん坊で有ったとも述べている。
その後、住民の避難に専念していたので発射の場には立ち合ってはいないとのことだ。
しかし、人の記憶とは曖昧なもので、時間が経つにつれ自分に不利にならぬ様無意識に変わっていくものだ、 本件は、事件発生から既に3年が経過している。
本件の切っ掛けを作った本人の主張も2日で3回も変化している。 もちろん原告側の言い分も時間とともに少しずつ変っている。
今頃、臨場警察官の陳述書の提出するのはなぜだろうか。
本来ならば裁判が始まる時点で提出されるべきものでは無いだろうか?行政処分が適正で有ったとするには、今一つ妥当性を欠くからでは無いか?
この程度の大雑把な陳述書では、行政処分が妥当であったを補強するには効果が疑問だと思う。
恐らく、臨場警察官自体が当時の事を詳細に記憶していないのではないだろうか?
後出しじゃんけんで勝っても後味が悪いだけでな無いだろうか?