「昭和歌謡の輝き!」思い出を紡いだ伝説の7人
■2021年7月7日(水)117:58~21:00 (初回放送2021.4.1)
■BSテレ東
BSテレ東がBS7チャンネルにちなみ、昭和歌謡を牽引した作曲家、作詞家から「伝説の作家」7人をピックアップした3時間特集。
古賀政男、遠藤実、市川昭介、星野哲郎、船村徹、阿久悠、三木たかし…彼らが紡ぎ出し、昭和の時代に黄金期を築き上げた歌謡曲。歌い手たちによって届けられた数々の歌は大衆に寄り添い、時には喜びを分かち合い、時には沈んだ心を慰め励ました。
さらに、ラジオやテレビから流れる歌謡曲はなによりも娯楽として、私たちの生活に潤いを与えました。では、それらの名曲はどのようにして生み出されたのか。
伝説の作家7人の歌に対する思いが凝縮された座右の銘、ヒット曲を提供した歌手との絆を柱に、その音楽人生をヒット曲と貴重インタビュー映像で紹介する豪華3時間スペシャル。
■“演歌巡礼”作曲家・船村徹
生まれ故郷、栃木県日光市の自然豊かな原風景を心の支えにスケールの大きい人間ドラマをメロディーにした。座右の銘は「歌は心でうたうもの」。
絆…美空ひばり。ひばりへの楽曲提供は戦いであった。
<紹介予定曲・歌 美空ひばり>
♪みだれ髪
♪ひばりの佐渡情話
♪哀愁波止場
♪三味線マドロス
■“歌謡曲の父”作曲家・古賀政男
貧しかった幼少期の思いを原点にギターやマンドリンで作曲を重ね戦前戦後の昭和を彩った。紡ぎ出した旋律は“古賀メロディー”と呼ばれる。
絆…藤山一郎。「藤山一郎なくして、古賀の名声はなかった」とされる。
<紹介予定曲・歌 藤山一郎>
♪影を慕いて
♪東京ラプソディー
♪丘を越えて
♪酒は涙か溜息か
■“青春歌謡の旗手”作曲家・遠藤実
東京生まれだが戦争で新潟に疎開。生活は貧しく音楽だけが支えだった。17歳で上京し演歌師として活動。その間、独学で作曲を習得した。
絆…舟木一夫。舟木に提供した青春歌謡で名声を確立。
<紹介予定曲・歌 舟木一夫>
♪高校三年生
♪修学旅行
♪仲間たち
♪学園広場
■“笑顔と感性”作曲家・市川昭介
早くに両親を亡くし、高校卒業後、歌手デビューを目指し上京。人気歌手の付き人をする傍ら作曲法とピアノを習得。人柄の良さで知られる。
絆…都はるみ。 “はるみ節”を完成させた。
<紹介予定曲・歌 都はるみ>
♪アンコ椿は恋の花
♪涙の連絡船
♪大阪しぐれ
♪好きになった人
■“人生の応援歌”作詞家・星野哲郎
憧れていた遠洋漁業の船員になるが腎臓結核のため断念。闘病の中で歌謡同人誌に投稿するようになりプロの作詞家へのチャンスを掴んだ。
絆…北島三郎。北島に海の匂いを感じ、多くの名作を提供。
<紹介予定曲・歌 北島三郎>
♪なみだ船
♪兄弟仁義
♪函館の女
♪風雪ながれ旅
■“時代をよむ洞察力”作詞家・阿久悠
大学卒業後、広告代理店に入社。コピーライター、CM制作を手がけながら放送作家としても活動。その後、作詞家に転身。作詞はタイトルから書く。
絆…岩崎宏美。デビュー以来連続14曲を提供。父親の目線で育てた。
<紹介予定曲・歌 岩崎宏美>
♪二重唱
♪ロマンス
♪シンデレラハネムーン
♪思秋期
■“情熱の旋律”作曲家・三木たかし
10代半ば歌手を志すも、作曲家に転身。ポップス、演歌、ミュージカル、アニメソングとジャンルを問わずヒット曲を量産。妹は歌手の黛ジュン。
絆…テレサ・テン。テレサが日本で復活した三部作を手掛ける。
<紹介予定曲・歌 テレサ・テン>
♪ つぐない
♪愛人
♪時の流れに身をまかせ
♪別れの予感
BSテレ東ホームページより