短歌:秋雨亭
2021.06.06 23:30
臨安の
湖面を揺らす
秋の風
民国の夢
現に成さしむ
短歌とは、和歌の一種であり、通常、五七五七七の形式がとられ、全31音からなる。この短歌は、西湖の畔と秋瑾を詠んでみたものであり、弊社が2021年6月7日に創作したもの。杭州は、古くは臨安とも呼ばれ、蘇州と並び称される「この世の楽園」であり、俗に「上に天堂あり、下に蘇杭あり」ともいう。秋瑾は、清朝末期の紹興出身女性革命家であり、日本への留学から帰国後、紹興にて革命を試みたが、失敗に終わる。秋瑾生前の意思により、西湖湖畔にて永眠。