取り組むこと
久しぶりに近況でも。
今年の1月から4月にかけてはなかなか良い調子だったのだけれども、5月から一気に悪くなった。街に人が出ているかどうかにだいぶ左右されている。1月から4月は通りがかりの人で立ち寄ってくれた方が多かったのだと思うが、逆に言うと、常連さんの絶対数があまり多くないというのが分かった。今さらだが。
街の人出についてはこちらがどうこうできるものではないので、感染症対策をやりつつ本屋目当てで来てくれる人を増やせるように出来ることをやるべきだと考えている。
古本屋は元々、日の当たらない職業なので、自ら宣伝をする必要があるのだと思うが、どのように新規開拓をしたらよいのか今のところは分からない。
新型コロナの流行前はイベント出店がその方法の一つだった。ただイベント出店での宣伝効果というのもそれほど大きい訳ではなく(もちろんやった方がいいけれど)、イベント出店をきっかけに店に来てくれるお客さんはあまり多くはいない。
この点を見ても、イベント出店以外での宣伝方法というのが必要であるように思う。
それも店の味が出て、人に楽しんでもらえるようなことをやりたい。
お金をかけずにやるなら、やはりネットになる。
特に具体的なアイデアがあるわけではないが、ホームページの強化に取り組むのがいいのではないかと漠然と考えている。SNSでの投稿をアーカイブ的に見ることができたり、ネット販売へつなげる仕組みや、読書会の記録など、コンテンツ的に本の面白さが味わるようにできないかと思案中だ。
費用対効果があるのかどうなのか読めないところだが、ともかくやってみなければ分からない。
本屋自体も、コンテンツ的な楽しみ方ができる場だという側面が元々あると思うので、店づくりの上でも良い経験値になる気がする。
継続的に取り組んでいきたい。