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aya's lounge

エノケソ一代記 千穐楽

2016.12.26 14:45

歌舞伎座、国立劇場、そして「エノケソ一代記」

千穐楽おめでとうございます。


今年の歌舞伎が結びです。

猿之助さんのエノケソも無事にゴールです。

11月27日の初日から約一か月間。

猿之助さんは長かったかもしれませんが、

私にとってはあっという間でした。


今日は、またまたお友達のaccoさんと一緒。

ランチをして劇場に向かいました。


猿三郎さんのblogで見ていたキャロットタワー26階からの眺め。

東京タワーやスカイツリーを見ながらパスタを楽しみました。


世田谷パブリックシアターは満席です。

4回目にして初めての三階席でした。

とっても見やすくて表情もわかりました。


でもオペラグラスを持っていってよかったと思いました。

猿之助さんの演技がまた違っていたからです。


チームワークはさらに深まり、

猿之助さんが自由になっていた気がします。


歌舞伎役者とか、三谷喜劇とか、

なんかこう。。解放して、市川猿之助という俳優が見えた感じ。

初めての感動でした。

観る方の心も解放してくれた。


奥さんにトコトン甘やかされて、甘えて、

エノケンを崇拝して、なりたくて。

人に理解されようなんて全く思わない。


今日は思うままに演技していたのかなぁ。。。。

声を思い切り出していて(千穐楽だからか。。)

座長としての激しさに迫力があり、

頼りないところも可愛らしい。


台詞の言い方のテンションが変わっていて、

それを受ける役者さんも即座に対応している感じに見えました。

特に三谷さんとの場面とか(笑)


他の役者さんはそこまで変えないけど、

猿之助さんは公演中、役を育てて進化させていく。

それが面白いのです。


ひとり歌って語る場面の猿之助さんはとてもカッコよかったです。

今日はミュージカルみたいに歌ってたな(笑)


マントをクルクルするのも回数多かったです。

鮮やかで大好きなシーン。


のけ反って歩くところがより多かったのですが、

三谷ロッパのマネか!?


猿之助さんは真面目にやればやるほど面白い。

この公演中でレベル上がったような(笑)


エノケンと同じ辛さを体験するため、

自分も足を切る決断をする場面。

今日はここからがさらに違いました。


正気ではない雰囲気になり、目がいっちゃってる。

過去観た時は生気があったのですが、

血の気が引いてまともではなくなっています。

怖かった。


ラストにふと思ったのですが、

今日はエノケソにずっと哀愁を感じていました。

ずっと物悲しくて。。

笑えるけど、それが愛おしい。


エノケソは本物の喜劇役者なのだなぁ。

真面目で怖いくらい純粋な。。


猿之助さんは、エノケソはエノケンに執着。。。

とパンフレットで言っています。

まさにその執着の先の狂気を魅せてもらった感じです。


三谷さんの当て書きのすばらしさを堪能しました。

羊さんが、猿之助さんが女方で演じるキャラにかぶり。。

(猿之助さんはああいう奥さん役は得意だと思う)


浅野さんの絶妙な間合いに悶絶し、

山中さんの5役に歌舞伎出演の可能性を感じました(笑)

春海さんが猪八戒にしか思えなくなり、

水上さんと猿之助さんの千穐楽で息がぴったりで嬉しかったです。



カーテンコールでは、

ステージサイドの方から三階へ向けて’銀テープ砲’がパーン!

スーパー歌舞伎か!?みたいな(笑)

とても綺麗な光景でした。


猿之助さんは手を振っていました。

私とaccoさんで、最後列をいいことに思いっきり両手で手を振りました。

猿之助さんは上のほうまで目線をくれていました。


サイコーに楽しかったです。

有難うございました。


また三谷作品に出演してほしいです。


幸せな猿之助さん納めでした。



aya。