【一般質問】今こそ更なる支援を コロナで窮地の地域経済 飲食店に! 他、新時代のキャンプ場を⁈
2021.06.07 09:37
「地域経済、特に飲食店は今がギリギリ瀬戸際の状況。今こそ一歩踏み込んだ経済対策を打ち出していく必要がある!」
市議会の本会議で、市内経済が限界に来ている事を訴え、更なる支援を求めました。
令和3年6月議会に登壇し、2項目の一般質問を行いました。
(ブログの最後に、一般質問の動画サイトへのリンクもあります。)
今回通告した質問2つをそれぞれご紹介します。
以下が通告した一つ目の質問内容です。
1. コロナ禍における経済対策について
(1). 新型コロナウイルス感染が、新たな局面を迎えており、予見が難しい状況の中、市内の多くの事業者が大変な困難に直面している。本市はこれまで様々な経済支援を行ってきたが、ワクチンが社会で効果を発揮するまでにはもう少し時間がかかることが予想される。そして、今また猛威を振るう新型コロナウイルスの第4波が地域経済に大きな打撃を与えている。この危機的な状況に、市によるさらなる支援が必須と考え、以下を問う。
ア. 市内経済の現在の状況と、これまでの経済対策の効果をどのように認識しているか。
イ. 県内他市では今年度に入ってからも、規模の大きなプレミアムつき商品券の発行や経営維持支援金の支給など、幅広く市民や事業者を応援し景気浮揚策となる取組を行っている。今こそ、本市でも一歩踏み込んだ経済支援策が必須と考えるがどうか。
今回まず取り上げたのは、現在長引くコロナ禍の影響で危機的な状況にある地域経済の問題について質問しました。
質問の中で、先週金曜日に地元紙「日刊新周南」に掲載された~市内の飲食店が自らの名前を出して窮状を訴えた~記事も紹介して、早急に効果的な経済支援を打ち出してほしいと、様々な例を挙げながら提案しました。
市からは、「これまで様々な市独自の経済支援策を講じ一定の効果があったが、長引くコロナ禍の影響で特に飲食業や観光業を中心に依然として厳しい状況にある。」「まずは事業継続のために資金繰り等の支援を行っている。」「今後も感染状況を見ながら消費喚起策を迅速かつ的確に行う必要がある。」などの答弁がありました。
質問の場では何か新しい具体策などの答弁を引き出すことはできませんでしたが、現在の市内事業者がおかれた本当に深刻な状況は強く伝える事ができたと思います。
ワクチン接種によって、この長く厳しい困難の出口は少しづつ見えてきました。しかし、多くの事業者がそこまで耐えられないギリギリ瀬戸際の状況です。
今こそ少しでも早く効果的な事業者支援策、消費喚起策を打ち出してもらう事を期待しています。
続いてもう一つの項目は、ガラッと雰囲気が一気に変わってキャンプ場について質問をしました。
以下が質問内容です。
2. 市営キャンプ場について
(1). 近年のアウトドアブームの再燃に加えて、コロナ禍での余暇の過ごし方として、キャンプ場が今とても注目されている。
アフターコロナも見据え、本市でも市営キャンプ場や周辺環境の充実を図っていくべきと考え、以下を問う。
ア. 現在の市営キャンプ場の利用状況はどうか。
イ. キャンプ施設やその周辺の情報発信が不足していると感じる。施設内容を画像などで分かりやすく紹介し、予約もできるような充実したウェブサイトを整備するべきではないか。
ウ. 市内にある身近なキャンプ場は、遠方に外出しにくいコロナ禍の状況を考えると、市民にとってかけがえのない施設である。
そこで、既存の公園や市の未利用地などを生かして、新たなキャンプ場の整備ができないか。
また、多様な利用者の様々な用途に対応できるように、既存のキャンプ施設の設備更新や機能拡張を考えてはどうか。