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定額給付金

2021.06.10 03:00

法案の審議を引き延ばし廃案にするそうだ。

「個人に金を配っても消費に回らず、貯め込むだけで景気対策にならない!」

「二兆円も金があるならもっと他に使い道がある」。と民主党の鳩山幹事長は叫ぶ。

★つまり国民に金を渡してもしても、消費をせず無駄だ!と言うらしい。

では、国民から税金を絞り取って、官僚に使わすほうが効率は良いと言う事か? 

過去の不況対策では不況の公共事業で、族議員と官僚が如何に無駄使いをしたか? 

思い出すまでも無い、代議士と官僚は税金を使って無駄使いをする生き物なのである。

~今度は役人ではなく、国民に金を持たして使わして見たらどうだ!~

★一人当たり一万二千円にしかならず、僅かな金である。

以前に地域振興券が失敗したら、もう国民に金を遣わさない、と言うのか! 

役人は何度も失敗をしても構わないのか? しかも一切の責任を取らないのだよ!

★それでもその方が良いと言うのか? ちょっと可笑しいのではないか?

趣旨をよく説明して国民自ら使わせてみようよ。

我が家は老夫婦と老婆の三人所帯で、三人の累計年齢が二百四十一歳、平均八十歳の年金生活者である。

しかし、年金だけでは生活は出来ないので、多少ある蓄えを死ぬまで持つように細々と使っている。

我が家にも、定額給付金は六万円あるらしい、貰ったら東国原知事が御自慢の宮崎産のマンゴー(一個一万円以上の値段と聞く)を一個買って見たい。

「平成の徒然草」の表紙にある写真の柿で作った干し柿(古老柿、コロ柿と言う)をマンゴウーと同額だけ買って比較して食べて見たい。

★恐らく『コロ柿』は我が家で一年中掛っても食べきれないと思う。

これを後世に伝え、世界食料危機が来たときの参考になれば、年寄り悪戯も世の中の役に立つだろう。

こんな事は年金生活では出来ない。

定額給付金が支給さたら遣ってみるのが待ちどうしい。

民主党の鳩山幹事長殿!我々老人が楽しみにしている実験を取らないでくれ!

中々政権を手放なさない麻生君が幾ら憎くても、憎らしそうな鳩山幸雄君の顔をテレビで見ると、君に腹が立ってくる。

~次の選挙の票が欲しければ!我々の楽しみを邪魔しないでくれよ、頼んだぜ!~

    終わり!                 平成の徒然草・豊永高明