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イタリアンハンバーグとお鍋の話

2015.09.26 11:41



わたしが幼い頃に食べに行っていた洋食屋さんでは、トマトソースのハンバーグのことを『イタリアンハンバーグ』と呼んでいました。


焼いたハンバーグにトマトソースとチーズを乗せて、チーズが溶けたところで完成のハンバーグだったと記憶しています。

きのこのジャポネソースのハンバーグも美味しかったな。。。


さて、今回は。

トマトソースでハンバーグを煮込んだ後、タジン鍋の保温性を利用してチーズを溶かしてみました。


食卓に家族が着いたところで蓋をオープンすれば、丁度良くチーズが溶けている、という感じ♪♪

土鍋の保温性を利用して直前まで熱々に保てるので、お友達を家に招いた時にも良いですね!









【材料】


(ハンバーグ)

・合挽肉・・・300g

・塩・・・適宜

こしょう・・・適宜

ナツメグ・・・適宜

・砂糖・・・小さじ1/4

・卵・・・1個

・パン粉・・・カップ1/2~3/4 50ml~100ml程度の牛乳に浸す 食パン1枚をパン粉にすると更に〇

・玉ねぎ・・・大1/2個 みじん切り


(トマトソース)

・ホールトマト・・・1缶

・玉ねぎ・・・1/2個 大き目のみじん切り

・にんにく・・・1片 みじん切り

・塩・・・適宜

・こしょう・・・適宜

オレガノ・・・適宜


1.

ハンバーグのタネを作ります。

挽き肉に上記のナツメグまでのスパイスを入れ、粘りが出るまでしっかり混ぜる→卵を入れてしっかりなじませる→パン粉を入れて馴染ませる→玉ねぎを入れて軽く混ぜる。


pointとしては、初めに挽き肉にスパイスを入れ、しっかり混ぜること。

手の温度が高い方はスパチュラなどを使っても良いです。玉ねぎは水が出ないように一番最後に馴染ませる程度に入れます。

わたしは生の玉ねぎを入れて食感を楽しみますが、勿論炒めた玉ねぎを入れても大丈夫です。


2.

フライパンなど浅い鍋に油を引き、ハンバーグを空気を抜きながら成型して両面焼き色を付ける。

一度皿にあげ、油が多い場合は軽く拭き取り、ニンニクを炒め、香りが出て来たら玉ねぎを入れて、玉ねぎが透き通るまで火を入れたら、ホールトマトを潰しながら入れ、ハンバーグを戻す。

100ml程度の水を入れ、オレガノと軽く塩を加え、煮込んでいく。


3.

ほど良い感じにトマトソースが煮詰まったら味見をして、足りなければ塩で味を調える。チーズを加え、蓋をしてチーズを溶かす。

チーズが溶けたらバジルを飾る。





お鍋の話。


今回はやわらかいものを焼いた後に煮込むので、浅いもの(ソテーパン、staubならニダベイユ、ブレイザー、ルクルーゼならビュッフェ・キャセロール等)が適しています。


深い鍋だとハンバーグを裏返すときに崩れてしまったりするので、注意が必要です。

これは煮魚にも言えることで、煮魚は浅い鍋で煮たほうが綺麗に皿に取り出すことが出来ます。


料理をする上で鍋の形や大きさは重要で、その都度適したものを使うとより早くスムーズに料理を作ることが出来ます。


例えば、ですが・・・


●少量の煮物を作るなら●

大きい鍋で煮ると鍋の底面積に対して水嵩が少なく煮上がる前に煮詰まってしまったり、他の料理の下準備をしている間に最悪焦げ付いたりしやすくなる。水嵩を重視すると逆に調味料が無駄になりやすい。その点サイズが合った小鍋で煮ると底面積が小さくなり水嵩も高くなるので、煮上がりも調節しやすい。


●煮魚を煮るとき●

底面積の広い浅い鍋で、煮汁をかけながらさっと煮る。

本来煮魚は、魚に味を含ませるのではなく、煮汁につけながら食べる料理なのです♪


●ご飯を炊く時●

熱伝導率を重視して丸い鍋を使う。土鍋だと沸騰するまでに時間がかかるため、その分甘くふっくらとした柔らかめのご飯に炊き上がり、ルクルーゼ、ストウブなどのホーローの鍋だとしっかりした食感のご飯に炊きあがるので、食感で鍋を選んでもちょっと出来る人っぽい?


用意する鍋の数と大きさですが、(わたしの主観ですが)雪平鍋(片手鍋)15cm、18cm~20cm程度のもの、必要に応じて大き目の両手鍋(御そうめんを茹でる、おでんを煮る、など)、フライパンを用意しておけばマルチに使えると思います。

作る順番や手順など要領よく作業を進め、家庭でする料理であれば、上記を揃えておけば十分事足ります♪


わたし自身は毎日のご飯には、雪平15cmと18cm、用途によってフライパンしか使っていません。18cmで野菜の下茹でをして和え物→18cmで煮物、15cmで汁物、フライパンで煮魚、肉を焼く、といった手順です♪


毎日の夕食についてはまた日を改めて、別の記事にて~。