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マヤ

『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編(小さな憧れ⑥)

2021.06.11 23:00


「おみぃ‼️もう上がる?」



脱衣室から隆二の声が聞こえた。



「ライブ鑑賞と釣り大会の真っ最中だから、まだ上がんない」



「のぼせるぞ」



隆二が顔だけ出した。



「うーわ💦湯船すんごいことになってる…」



「温水プールくらいにぬるくしてっから大丈夫だ」



隆二の下から剛典も顔だけ出して、バスルームを覗いた。



「臣さん、子守り大変でしょ?リータだけ先に上げましょうか?」



浮き輪を付けた理太が臣のてっぺんにアヒル隊長を乗っけてる。



「あ、理太💦臣さんに何乗っけてんの」



「きゃっきゃ♪」



「いいよな❗リータ」



「はぁい♪」



「理太パパともう上がろう」



「パパやーん😡」



「岩ちゃんいいよ、隆臣と一緒に上げっから」



「すいません💦」



「じゃあ姫も待ってるから、そこそこで上がってよ、臣」



「あー‼️パーパ、待ってぇ」



「ん?なぁに、たっくん」



臣が持つアンパンマンのミニバケツに手掴みでおもちゃの魚を大量に放り込んだ。



それから隆二の方を向いて、浴槽の縁にアゴだけ乗せて首を傾げた。



「あのねぇ、カマキリ飼ってもいい?」



「カマキリ飼いたいの?臣に聞いてみて」



「隆臣、昆虫系はやめて💦俺、家ん中に入れなくなるから」



「カマキリよ‼️ライダーみたいにかっけぇのよ‼️」



「顔が仮面ライダーに似てても、足とかお腹とか虫じゃん💦あ、やべぇ…お腹のプリっとしたとことか想像したら気持ち悪くなってきた」



「へへへ…臣が駄目だって、たっくん諦めよう」



「じゃあセミならいーの?」



「セミも虫だ💦やめて」



「コオロギは?」



「同じ虫族だ💦」



「じゃ、チョウチョは?」



「全部お腹のプリっと感がムリ💦」



「じゃあカエルは?」



「両性類にワープしやがった💦隆二‼️ヘルプぅ💦」



隆二は履いているスウェットを膝までたくしあげ、バスタブ近くにスタスタやって来て中腰になった。



自分の黒髪を束ねていたヘアゴムを取ってそれを使い、隆臣の濡れた髪を束ねながら優しい声で言い聞かせる。



「ウチにはニャーにゃがいるからね、昆虫もカエルもやめとこうね」



「ニャーにゃがいたらどうしてダメなの?」



「可愛い顔してるけど、ニャーにゃはハンターだから、虫さんやカエルさんを捕まえちゃうかも」



「えー💦ニャーにゃ、虫さん食べちゃうの?」



「食べはしないだろうけど、爪だして遊んだら虫さんたちも可愛そうでしょ」



「ニャーにゃ、女の子なのに強いのね❗」



「そうだよ、隆臣。ああ見えて女豹でハンターなんだ」



「臣‼️言い方 笑」



「ニャーにゃ、まーだりおのお部屋でねんねちてるの?パーパ」



「ううん、パーパの胸の中にいるよ」



隆二がパーカーのジッパーを下げると、お腹辺りにニャーにゃが丸くなって入っていた。



「ニャーにゃ‼️パーパとラブラブしてたのね❗可愛い❤️」



「臣が焼きもち妬くから出るね」



「そうしてくらしゃーい🙋」



「ちぇ…言ってろ」



つづく