高圧的な態度に困ってしまった!職場で起こる理由と対策
仕事をしていて通常の業務の話をしているのに
やたらと高圧的でやり辛さを感じたことはありませんか?
偉そうだったり、そもそも喧嘩腰だったり
何故か初めから私は悪くないというスタンスだったりと
様々な状況があると思います。
社外であればお客様がそうであれば上手く接していかなければいけませんし
社内であればコミュニケーションは一度きりではないので同じく上手く接していかなければいけません。
一度だけのコミュニケーションで
それ以降は関わらなければ良いのであれば
そこまで悩むことはないでしょうが
悩んでしまう場合というのは
頻繁に関わらなければいけない人に対してだと思います。
上司・部下の関係であったり明らかに役職が上位の人であれば
そういうスタンスだと理解する必要がありますが
そうでない場合は困ってしまうことは多いと思います。
だいたいは偉そうで怖いくてやり辛いと思って距離をとってしまう人です。
何故同じ職場の仲間なのにこんなに攻撃的なの?と考えているのであれば
それはその環境で頑張ろうと思っているからこそです。
仕事だから同じ会社の仲間という括りにはなりますが
それぞれが目標があってそれを達成させることがミッションであって
それぞれの役割がかみ合って機能をするからこそ組織としての結果が出てきます。
誰もがミッションを達成させるための方法を模索してそれぞれのやり方で進めるので時にこのように合わない場面が訪れます。
仕事だからやらなければ!
難しい仕事ほどやれば自分自身の実績に出来る!
そのように割り切れるのであれば良いですが
人ですので感情もあって、その部分からリソースを割く優先順位に差が生じます。
この人のためなら早くやってあげよう!そう思ってもらえるように日々立ち振る舞うことが大切だと思いますが
必ずしもみんながそのスタンスではありません。
いや、あなたの部下ではないですけど?
そう思ってしまったとしたら、スタンスが違うということです。
あなたが担当している仕事に対して依頼を受けていて
お願いをされる立場なのに高圧的な態度を取られてしまう場合は
相手が目的に対して必ず「イエス」と言わせたいがゆえにそうなっています。
相手にイエスと言わせるための方法はいくつもありますが
相手のネガティブな意味での危機感を煽る表現がその場合は多く登場します。
やらないとあなたの責任になる。などがそうですね。
本質的な原因があったとしても
少しの調整で改善されるとしても
他責にしてしまっている時点で相手のやる気を削いでしまっています。
言い方を変えれば
責任を押し付けられてしまっているのでやる気が出ません。
あなたの責任で本当に大変な状態になっている!と強く言われたとしても
そもそもそうならないように防ぐ努力はしたのか?何故そうなる前に前もって相談してくれなかったのか?普通はそう考えます。
自分のことを棚に上げてしまっているので
それでは相手は気持ちよく動こうとは思ってくれません。
「こんな状態になる前に気を使って確認すればよかった。」
そう思える人って普段から良好なコミュニケーションが取れている人でしょう。
突拍子もないから振り回されてしまう、その典型でもあります。
弱い部分を見せたくないから
プライドがあるから
だからといって協力をしたくないと思われてしまったら
それこそ何も実現させることは出来ません。
コミュニケーションの本来の目的はあれど
途中から「イエス」「やります」と言わせることが目的になってしまっているのです。
だいたい、難しい課題に対してこのようになり
そのために強い姿勢を貫いて「イエス」と言わせたとしたら
達成できなかった場合の責任を相手に負わせることも出来ますので
その後も優位にコントロールをしたいがために高圧的に接してくると言えます。
上手くいっているときはご機嫌なのに
困っているときは高圧的に急かしてくるとしたら
難しい状況になっているからこそ早く解決をさせるための難易度も上がりますので
何もわかってない!そもそももっと早く相談してくれれば!とただただ溝が深くなってしまいます。
この場合は簡単に「イエス」と言わないことが大切です。突き放すという意味ではありません。
出来ることは出来ると言い切って結果を出せばOKです。
無理難題であれば、単に出来ませんとだけ返答すると何も進みませんので
仕事をしない人という印象を持たれれしまうリスクもありますから
現実的な範囲を提示して線引きをしましょう。
この場合には状況整理も必要で
実際の課題が過剰に伝えられていないか
本当に要求通りである必要があるのか
を確認します。
もちろん、そもそも事実確認が出来ないと解決策も漠然としてしまいますので、解決に必要だからと前置きをした上です。
専門領域が違えば認識も異なります。
こうすれば解決する!が極端な場合もあって
単に知らないだけの場合があり
あなたが知っている情報が多く、詳しいからこそ説明をすれば変わる可能性も高いです。
一緒に解決策を見つける
言い換えれば
目線を揃えて
歩み寄る姿勢があるから仕事も上手くいきますので
そのように仕向けることが対策になります。
一方的に聞いて「イエス」ではなく質問をして巻き込むだけでもだいぶ違います。
「一緒に」巻き込むスタンスはこういった場面でも活かせます。
ただ、わかっていて高圧的な場合は向き合い方を考えることが大切になり
仕事だからやれ!というスタンスは自分自身で大切にすることであって
指示・命令が出来る立場の人間が言うのであればその通りですが
業務の一つで協力を求める人が押し付ける内容ではありません。
それでも結果を出し続けられる環境であれば問題はないですが
もし、そのようなコミュニケーションがほとんどで
業務が後手後手になってしまっていて結果も出せない状況であるとすれば
その働き方が合っていないということです。
改めて自分自身に合っている仕事でのコミュニケーションという観点から働き方を考えてみてください。それでもダメなら目線を合わせることができて本来の仕事に集中出来る環境へ転職することも選択肢の一つになります。
筆者も多々困ってきた状況ですが、経験とともに対応することが出来るようになりました。
決して誰にも屈するなということではなく、社内での立ち位置から明らかにおかしいと思った場合には
必要に応じて参考にしてみてください。