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sae*kiri's LOHAS

プレゼント

2016.12.28 16:03

人にプレゼントするのが割と好きだと、

そんな自分の一面に気づき始めたのはいつのことだったか。


プレゼントといっても、相手の負担にならないように、あえて無造作に茶色の地味な袋にクシャッと入れたまま渡してみたり、


時には洗練さされているパッケージの品を選ぶ時もある。


でも、ラッピングそのものを自分でやったことはほとんどなかった。



あれは確かフランスのお土産だったか、


アンティークのバターナイフをお土産に10本以上買ったことがある。


買った場所はすっかり忘れてしまった。


古びたバターナイフを、他の店で使っていた薄紙でクルクル巻いてみたら、何となくフランスの匂いがしてきそうな雰囲気になった。(ように見えた。笑)


ラッピングという程のものではなかったが、相方に預けたら、周りの同僚達が喜んでくれて一本も残らなかった と言われた。


そのバターナイフ、余ったら自分が使おうと楽しみにしていたのだけど、ちょっと嬉しかった。

というか、まだ覚えているのだから、かなり嬉しかったのだろう。


基本的に自分は不器用で、大雑把。


そして、向いてないことは避ける主義。


ずっと手を出さなかった分野がラッピング。



ところが、

今年から雑貨を扱う仕事を始めてしまった。


お買い上げいただく品は「プレゼント用に」という用途が圧倒的に多い。


そんな生活になると、もう頭の中は紐のことでいっぱい。


自分が買った品の包装と紐。


たまたま入る店で売っている紐。


世の中の売り物は、どうやってプレゼントとなり、お客様に渡されていくのか、


ただただ見ては勉強。




自分は、デパート風に紙で包むのはやらない。(できない。笑)


リネンをメインに展開してる店らしく、ナチュラルにシンプルに、どうにか…



半年後に辿り着いたのは、リネンを手で裂くというもの。


リトアニア産のリネンを です。


服も仕立てられる上質なリネンを、裂いてしまう。


実際、切るより幅も要るのでコストもかかる。


でも、これが私からお客様へのプレゼントなんだと。


そんな気持ちで裂いています。


こんな小さな店の品をプレゼントにしてくださり、本当にありがとうございます‼︎

という気持ちで。


もっと良い方法があれば、直ぐにやめるけど。笑




こちらは、紅白バージョン。

スウェーデンのリネンの紐を使ってます。