「肌が弱い。だから洗顔は石鹸で洗ってる。」もう少し、冷静に考えましょう。
肌が弱いから、石鹸を使っているという方が多いです。
実は、耳を疑うんですよ。
肌が弱いのに、石鹸は大丈夫なの?って。
確かに石鹸は、全成分が少なく、アレルギーの可能性が低いです。
しかし、けして肌に優しいものではない。
では、液体ソープや半固形状のものはどうなのでしょう?という事になりますよね?
液状であるため、どうしても雑菌が入り込む隙間があります。
そのため保存料や防腐剤を入れて繁殖出来ないようにしてあります。
たまに、液状なのに防腐剤フリーを謳った商品があります。
どういうカラクリかというと、生物が生存できない環境にするという事。
例えば、pH値を高アルカリに傾けておく。
そうすると微生物が溶けてしまうので、雑菌の繁殖が防げる。などなど。
私自身、海水で荒れて全身に湿疹が出た事があります。
ひどい痒みがあり、何日経っても治らない。
で、「石鹸で身体を洗わない」というアドバイスをもらいました。
その通りにした結果、2日で完治しました。
いまだに、なぜだか分かりません。
話はそれますが、この写真を見てください。
とても、良くカールが出る優れもののパーマ液たちです。
還元剤が、pH計測器を壊すので、やや薄めましたが、ほぼスペック通りのpH値です。
pH値8.6〜8.7くらいですね。
では、もう1つの写真です。
パーマ液より、とても高いpH値をもつこの液体。
今日では、縮毛矯正の薬剤でも、pH9.5はあまり超えません。
でも、それこそ身近な
石鹸です。どんなに高級な石鹸でも、だいたい高いpH値です。
なぜ、こんなにpH値が高いのかというと、高級脂肪酸などを水酸化カリウムなどで、中和するからです。
また、色んな作り方がありますが、強アルカリ剤は、必ず使用します。
そのようにして、石鹸はつくられます。
添加物のアレルギーがなく、角質が弱いなどの方は、やはりアミノ酸系などの洗剤がオススメです。
例えば、
アスビソウのクレイウォッシュ
肌に優しいpH値5.4〜5.6です。
液状の洗顔料は防腐剤など入っていますが、酸性になっている場合がほとんどです。
洗顔を見直す参考になったでしょうか?