<お山を歩いてみよう~6 早池峰山~剣ヶ峰>
★写真が多いので、スマホでは画像の表示に多少時間がかかるかもしれません。根気よく待っててくださいね。★
今年(2016年)の10月22日に、岩手の有名なお山の一つの早池峰山に登ってきました。
早池峰山は、岩手の北上山地の主峰で、高山植物の宝庫でもあり、特別天然記念物にも指定されています。
中でもこの早池峰山の固有種の「ハヤチネウスユキソウ」は有名です。
標高は、ネットや本で調べてみると、1,917mだったり1,914mだったりするので、なんでなのかなぁ~って思ってたんですが、測定点での標高が1,917m、一等三角点での標高が1,913.6mらしいです。
蛇紋岩と呼ばれる、岩がゴロゴロしたお山です。
登山口は何箇所かあって、皆さんがよく登る登山口は、河原の坊登山口か小田越登山口。
でも、河原の坊登山口は、、2016年5月26日の大雨に影響で登山道の一部(千丈ヶ岩~打石付近)が崩落したので当分の間、閉鎖されています。
(注)最初の2枚の写真は、薬師岳に登った時の写真をつかっているので、日付が9月19日になってます。
なので、今回は小田越の登山口から登りました。
ビジターセンターというところ(河原の坊)の駐車場に車を止めて、地図の中央下の小田越登山口まで約2km(徒歩40~50分)の舗装道路を歩きます。
また毎年6月第2日曜日から8月第1日曜日までの土・日・祝日は車両交通規制が行われますので、麓の岳集落からシャトルバスで小田越登山口までいくことになります。
事前にネットなどで情報を確認しておくことをお勧めします。
岩手県花巻市のホームページの2016年の早池峰山の情報はこちらです。
岩手県のホームページにも、早池峰山の情報があります。
早池峰山の高山植物は特別天然記念物にも指定されていて、早池峰山自体が国定公園にも指定され、生態系の保護がされていますので、登山するときは携帯トイレの携行が必須です。
山頂にトイレはありますが、携帯トイレ専用なのでご注意を!
携帯トイレは、河原の坊登山口のところのセンターでも売られていますよ。
ここが早池峰山の小田越登山口です。
登山届けのポストがあります。
シーズンには仮設のトイレも設置されています。
早池峰山の南にある薬師岳。
早池峰山の小田越登山口と県道をはさんで反対側にあります。
健脚の方は、早池峰山に登ってから、そのまま今後は薬師岳に登ることもあるそうです。
私はそこまで体力はないので、早池峰山と薬師岳はそれぞれ別の日に登りました。
この写真は、薬師岳の登山口です。
さぁ、早池峰山に登山開始~!
途中にはトイレはないので、登る前に用を済ませておきましょう。
最初は木道が続きます。
しばらく進むと木道が終わって、こんな感じの道になります。
だんだん大きな岩がゴロゴロしてきました。
熊よけの一斗缶。
これを叩いて大きな音を出します。
薬師岳にもあります。
誰が何のために石を積んだのかな?
木の丈も低くなってきて....
樹林帯を抜けて、目の前には岩だらけのお山が迫ってきます。
ほんとに岩だらけ~
一合目。
ここで山頂まで約2km。
でもこれからは岩登りのような感じなのでけっこう辛いかも。
登山道の両側には細いロープが張られています。
これは高山植物が生えているところに登山者が入らないようにとの目印にもなっているようです。
見晴らしがよくなってきました。
あの向こうに山頂があるのかな?
足を滑らせて落ちないように気を付けないとね。
あとは落石にも。
ぜったいに、高山植物の生えているところに立ち入ったり、高山植物を採ったりしないでくださいね。
犯罪行為になりますよ。
二合目。
四合目。
あれ? 三合目を見落としたかな。
こんな岩場が延々と続きます。
途中で心が折れそうになったり....
登りきったと思ったら、まだまだその先がありました。(>_<)
遠くに見えるのは山頂にある避難小屋かな?
ズームアップの写真なので近く見えますが、実際はず~っと遠くです。
ようやく五合目です。
ここで一旦休憩。
お腹もすいたのでおやつを食べました。
変わった形の岩。
誰かが彫刻したみたいな.....
見上げる風景は気持ちいいです。
振り返ると薬師岳。
さぁ、元気出して登ります。
鉄のはしごがありました。
今度は鉄のはしごが2つ並んで....
焦らず、気をつけながら、ゆっくり登りましょう。
そろそろ山頂に近いかな?
もしかして、あの岩山が山頂かな?
途中、剣ヶ峰への分岐がありました。
まずは早池峰山の山頂を目指すので左に進みます。
あと400m。
山頂付近は、また木道が続きます。
ルンルン気分で歩きます♪
山頂の避難小屋がはっきり見えてきました。
あと少し。
りっぱな霜柱。
山頂はやっぱり気温が低い。
山頂に着きました~♪
やったぁ~(*^_^*)
早池峰山は信仰のお山です。
麓には早池峰神社があって、早池峰神楽は全国的に有名です。
この表示は、標高が1917m。
この表示は、標高が1913.6m。
山頂から見た下界の風景。
いつもお山に連れていってる「たまちゃん」です。
山頂にはたくさんの登山者がいて賑わっていました。
写真は撮ったのですが今回は載せません。
肖像権の問題もありますから。
動画の方で山頂の様子を味わってくださいね。m(_ _)m
山頂でお昼ご飯。
今日は、パンと、カップ麺と、コーヒーです。
至福の時です。。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。
山頂でゆっくり休んで、来た道を下ります。
登ってくるときに剣ヶ峰との分岐があったのを覚えてますか?
時間に余裕があるので、剣ヶ峰に寄ってみることにしました。
剣ヶ峰は分岐を東の方にず~っと進みます。
岩を乗り越えながらのけっこうスリルのある登山道です。
剣の刃先を歩いているような、尾根伝いにず~っと歩いていくそんな登山道。
絶景です。\(*⌒0⌒)♪
写真のず~っと向こうの方に見える、トンガリ部分が剣ヶ峰の山頂。
標高1,827m。
剣が峰の山頂。
早池峰山は、この写真の右奥の方にあります。(写真には写ってません)
360度の絶景が広がってました。
山頂からの絶景は動画で味わってくださいね。
ちょっとだけ休んで、来た道を分岐まで戻ります。
途中、男性の二人組に会っただけで、お山を独り占めって感じでした。
ようやく分岐まで戻ってきました。
早池峰山に登る人はたくさんいるのに、この分岐から右側に行く人って何人くらいいるのかなぁ。
剣ヶ峰の存在があまり知られていないんでしょうね。
あんなに絶景が広がっているのに、寄って行かないってもったいないです。
分岐を小田越登山口の方に下ります。
登ってくる時にはしごがあったってことは、当然下る時にもあるわけで....
はしごは降りる時の方が怖い....です。
下りはどうしても早足になりがちですが、岩で足を滑らっせてくじいたり、足に負担がかかって痛くなったりしやすいですから、岩場は特に、はやる気持ちを抑えてゆっくり下りましょう。
ようやく樹林帯まで下りてきました。
木道ということは、登山口までもう少し。
小田越の登山口まで無事に戻ってきました。(*´ω`*)/
河原の坊まで舗装道路をてくてくと。
舗装道路って疲れた足にはけっこう負担が掛かりますね。
でも、周りの風景に癒されながら歩けます。
今回の登山は、
小田越の登山口を、8時頃にスタート。
早池峰山の山頂に着いたのが、10時半ころ。
山頂を出発したのが、11時半すぎ。
剣ヶ峰の山頂に着いたのが、12時半まえ。
少し休んで引き返して、分岐まで戻って来たのが、1時半前。
小田越の登山口に戻ってきたのが、2時半頃でした。
約6時半のお山の旅でした。
あ!忘れてました。
この時間に、河原の坊~小田越までの徒歩での往復時間が、1時間半弱くらいプラスになります。
お疲れ様でした~(*^^*)
早池峰山に登った時の動画です。
<お山を歩いてみよう~6 早池峰山~剣ヶ峰>
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