台湾コロナ警戒レベル3の生活風景。台北の市場の入場制限。
台湾のコロナ警戒レベル3が延長また延長、今のところ28日までレベル3維持の予定となっている。でも全然感染者数が減ってないので、このまま7月もレベル3が続くのではないかと予想している今日この頃。
6月7日から、台北市内のスーパーや市場、量販店などで身分証明証の番号による入場制限が始まった。(ちなみにコンビニはフリーだ)
末尾の番号が奇数の人は月・水・金・日、偶数の人は火・木・土に買い物に行くことができる。平日は自主的な分散で「お願い」レベルだが、土日は強制になり、割り当ての日以外に出かけてばれると罰金(最高1万5千元)が課せられるという。
私たち外国人は居留証かパスポートの番号とのことで、私の居留証番号の末尾は偶数なので火・木・土。
この一週間、通勤の際に通りかかる市場やスーパーの様子を見た感じでは、平日の利用者はそれほど減っていないように見えていた。まあ平日は強制じゃないので当然か。
今日は入場制限が始まって初めての土曜日。私が買い出しに行ける日でもあるので、大好きな肉まんと春巻きを買いに、午前中に東門市場まで出かけてみた。
屋外がほどんどの市場をどうやって入場制限するのかなと思ったら、大通りに面したメインの通路の入口にバリケードが置かれていて、事件現場を囲う黄色いテープ(あれ名前なんて言うんだっけ?)も貼ってあった。バリケードや通路の真ん中に政府の連絡先提出のQRコードと記名帖が置いてあり、警察官の方が立っておられた。
このように警察官の方がいらしてQRコードが設置してある入り口から入場する際に、警察官の方がひとりひとりQRコードをスキャンして番号を送信したか確認をされていた。しかし、身分証明証の提示を求められることはなかった。口頭では、「今日は偶数の方ですよ」とは案内されていた。来場者はみんな偶数前提という性善説だな。
「そういえば、市場には何本も細い路地の脇道があるけど、その辺から入ったらフリーなんじゃないの? そこまで管理してるのかな」
と思い、違う通路も見てみたら、ちゃんと囲ってあって、ボランティア?の方が「ここからは入れないよ」と案内をされていた。おお、ちゃんとしてる。
買い物を済ませた後に全体をぐるっと歩いてみたが、メイン通路の両側の入口のほか、小さい路地や通路もバリケードとテープで囲ってあり、ほとんどの場所では係の人が立って案内をしていた。
人出に関していうと、土曜日としては相当減っていると思われた。駅周辺の信義路はもちろん、金山南路も歩いてる人がだいぶ少なかったし、周辺の路地も人がまばらだった。東門市場自体も、いつもならレジで大行列の人気青果店や水餃子の店もガラガラで並んでも2~3人だった。週末の人出を管理しようとしている台北市の思惑通りになったといえるだろう。
あと、関係ないけど、今週は野菜が高くてびっくりした。キュウリとかオクラとか、ついこの間までの倍の値段するんですけど、ここんとこ気温が35度超えとかの酷暑だから!?
キュウリこないだまで1斤(600g)20元とか30元いかないくらいだったのに、今日はお店によっては1斤50元とか60元で、買えなかったよ。オクラだって1袋たっぷり入って35元だったのが50元。今日はオクラカレーにしようと思ってたけどやめましたよ。
逆に、マンゴーが激安。こぶし大の愛文マンゴー5個100元! あと、玉荷ライチがとうとう1斤100元切る店が出てきたりしてた。そういうわけで私の連休のお伴はマンゴーだ。
14日まで端午の節句の連休だけど、アパートから一歩も出ずにステイホームの予定。
なんか、ゴロゴロしてたらあっというまに連休終りそうだなあ。