全脳活性・免疫力をあげる
Facebook・竹元 久了さん投稿記事 🔵足と脳の活性化
■人間は考えるアシである
フランスの思想家、ブレーズ・パスカルは、「人間は、自然のなかで最も弱い一本の葦(アシ:イネ科ヨシ属の多年草)にすぎない。だが、それは考える葦である」と言いました。広大な宇宙に比べれば人間は非力ですが、宇宙を包み込むほどの偉大な思考力を持っているのだと説いた言葉です。
玉川大学文学部教授の野田雄二氏は、パスカルの名言をもじって、著書『足の裏からみた体』の第1章を「人間は考えるアシである」と名づけました。野田教授によれば、足裏の土踏まずは心身の健全な発育において重要であり、裸足によって形成が促進されるとのこと。
そして、足を鍛えることは脳の活性化にもつながるのだそう。足と脳は大いに関係しているようですね。
■足を動かすと脳全体が活性化
医療法人西川歯科理事長・西川岳儀氏が著した『人生が変わる!足指スローストレッチ』には、足をよく動かす運動をすると、脳全体の血流量が増え、思考系が活発になると書かれています。
カナダの脳外科医・ペンフィールド氏が作った「脳の中の地図」によると、頭頂葉の近く、左右の大脳間の溝には「内側部」という部位が折りたたまれており、その内側部に足を動かす機能があるのだとか。足を動かすと、頭頂葉のあたりまで血液がくみ上げられ、運動野の足の領域が刺激されるそう。 そして、頭頂葉に血液が至る過程で、ほかの部位の血流も増えるため、脳全体が活性化するとのことです。
■足や腰のマッサージで思考系脳番地を鍛える
株式会社脳の学校の代表取締役で医学博士である加藤俊徳氏の著書『アタマがみるみるシャープになる! 脳の強化書』によると、前頭葉には「思考系脳番地」があります。思考系脳番地には、「こうなりたい」と強く望んだり、集中力を強化したりする機能が集まっているのだそうです。
思考系脳番地を鍛えて脳の負担を減らし、集中力を高めるには、足や腰のつぼマッサージが役に立つそうですよ。
■脳の運動系を刺激して意欲を高める
脳神経外科専門医で、北品川クリニック・予防医学センター所長の築山節氏は、意欲を高めるために、脳の運動系を刺激する習慣を持つよう勧めています。脳の運動系を刺激する習慣とは、たとえば以下のようなもの。
ウォーキング
部屋の片づけ
あいさつにひと言つけ加える
音読
築山氏によると、足を動かす機能は頭頂部に近い脳の部分が担っています。ウォーキングをすると血液が脳の高いところまでくみ上げられ、脳全体の血流がよくなるのだそうです。
足を動かすと脳全体が活性化するというのは、西川岳儀氏が著書で述べたことにも共通しますね。さらに築山氏は、しゃべる、歩く、手を使うといった単純で大雑把な行動が、脳に刺激を与え、やる気を高めると強調しています。
■密かに「デスク下の足」で思考力を高める方法
足を動かすことで、脳の運動系が刺激され、血流がよくなり、思考力・意欲・集中力が高まることがわかりましたね。けれど、「頭がぼんやりしてきたからウォーキングして脳を活性化させたいけれど、勤務時間中にデスクを離れるわけには……」という場合はどうすればよいのでしょう?
慶応義塾大学病院整形外科・専任講師の須田康文氏は、足の指を伸ばし、不調の予防につなげる方法として、以下の手段を挙げています。
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足指じゃんけん
5本指ソックスを履く
1日数時間でも裸足で過ごす
靴は自分の足に合ったものを選ぶ
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このなかで、いつでもどこでもできるのは「足指じゃんけん」。足の指でグー・チョキ・パーをつくるだけです。仕事中のデスク下でも、こっそり靴を脱ぐことができれば可能なはず。靴下を脱げるのであれば、より効果的です。
また、足つぼのマッサージも集中力アップにつながるので、密かに「足つぼマッサージグッズ」を足元に置き、活用するのもいいでしょう。もちろん「足首を回す」「振る」なども有効です。
🔵皮膚は脳と同じような「考える臓器」
「皮膚感覚」が鍛えられているかどうかで、相手の気持ちを察しきめ細やかな心遣いが出来るか、相手との距離感をうまくつかめない、空気が読めずに場違いな事ばかりしてしまう・・・という違いが出てくるようです。
◆皮膚感覚とは?
皮膚には触感や温度、痛みといった「五感」を感じる神経があるのは、よく知られています。そのような「五感」だけでなく、「心地よさ」「気持ちの悪さ」「怖さ」などの感覚も肌で感じているといわれています。
例えば「マッサージされると気持ちいい」「お風呂に入ると、のんびりする」「触るとゾッとして鳥肌がたった」こんな風に「肌がそう感じた」としかいいようのない感覚ってありますよね。
これらは「皮膚が感じた感情」の表れ。実は、肌は脳と同じような「考える臓器」なのです。
ちょっと科学的なお話になりますが・・・。人間の肌には微弱な電流が常に流れていて、その電流は「気分や感情」によって変化しています。
また、肌には脳内物質の受容体があり「セロトニン」「ドーパミン」「アドレナリン」などを受け取って、色々な事を感じています。ちなみに「セロトニン」は癒しや幸せ感「ドーパミン」は快感や意欲「アドレリン」は興奮させ活動的にしてくれる脳内物質です。
肌はまさに「自分で感じて、感情を作りだす」事ができる、「第2の脳」なのです!これらの感覚は男性よりも、女性や子供の方が敏感。女性独特の「細やかさ」や「女の勘」は、このような皮膚感覚のするどさからきています。
女の脳は肌にあると言っても、過言ではないでしょう!
◆皮膚感覚と性格の関係
皮膚感覚が鍛えられている人は、相手の気持ちを察する事がうまく、心地よい距離感を保つことが出来ます。またこのような人は心が安定していて、人間関係を作るのも上手ですね。
それに対して皮膚感覚が鍛えられていないと、相手の気持ちが分からず、距離感も分かりません。このような人はキレたり不安になりやすく、その結果孤立したり人を避けたりする傾向があります。
この違いの原因は、幼少期にあるといわれています。親子間にスキンシップが沢山あり、思い切り甘える事ができた子供は心が安定します。それに対しスキンシップ不足で、甘える事ができなかった子供は、心が不安ですぐにキレる傾向に。
そして、この傾向は大人になっても続きます。
恋愛においても皮膚感覚は大きく影響するといわれています。皮膚感覚が鈍いままだと、相手の気持ちを察する事が苦手なので、つい自分の要求ばかり求めてしまう傾向に。
自分を好きではない相手にいつまでも執着したり、不安感から束縛したりして、うまくいかない結果になりかねません。
肌からの刺激は、その人の人格や行動を左右するくらい大きな影響力があります。ぜひ毎日の肌から受ける刺激の大切さを実感してください。
~中略~
◆皮膚感覚を鍛える
現代人はスマホやパソコンの普及もあり「視覚」からの情報に頼りがち。これでは「皮膚感覚」はますます衰えてしまいます。皮膚からの「感じる」感覚をどんどん使いましょう。
例えば、温度計を見る前に「今は20度くらいかな」と推測してみる。財布の中の小銭を、指先の感覚で当ててみる。そんな事をゲーム感覚でやってみるのもいいトレーニングになりますよ。
また、エステでマッサージやパックをしてもらうのも、良い皮膚刺激になります。他には、アウトドアで自然を肌で感じたり、ダンス、ヨガをやってみるなど、いつもと違う刺激を与える事も「皮膚感覚」を鍛えられます。
「頭で考える」ばかりでなく「皮膚で感じる」感覚を鍛えて、感性豊かで気配り上手な、憧れの女性を目指しましょう!
https://muplus.jp/n/nf68494b9c36e 【山岡式・全脳活性メソッドで潜在能力が花開く!/辛酸なめ子・魂活巡業】 より
「クンクンでもチンチンでもいいから、サッと脳波を変えてしまえば夢は叶います!」ーークンクンとは香りの活用、チンチンとは音の活用。全脳活性プロデューサーの山岡尚樹氏は、脳に直接、働きかけるツールを駆使して、潜在能力を開花させる。辛酸氏の脳波にも変化が!?
文・漫画=辛酸なめ子
今回お邪魔したのは…
ほとんどの人が脳を受動的に使う
次元上昇漫画
今回お邪魔したのは…
山岡尚樹(やまおか・なおき)/脳に秘められた潜在能力を引きだし、願望を叶える全脳活性プロデューサー。サイトは「山岡尚樹オフィシャルブログ」で検索。「特別音声セミナー」プレゼント中。
ほとんどの人が脳を受動的に使う
「脳が目覚めれば人生が輝く!」という素敵なキャッチフレーズの「全脳活性メソッド」を提唱する全脳活性プロデューサー、山岡尚樹先生。かつて七田チャイルドアカデミーで右脳開発プロデューサーを務めた経歴をお持ちです。七田といえば、子供たちにカードを高速で見せるシーンをテレビで見た記憶が。
山岡先生は七田に在籍していたころから、生徒たちの親御さんをはじめとする大人のためのセミナーも開催されていました。たしかに子供は無邪気で、すぐに右脳も活性化しそうですが、大人は常識や心配にとらわれて右脳が鈍っていそうです。
山岡先生は、右脳はもちろん左脳もバランスよく使うことが大切だとおっしゃいます。音や香りを使う「ブレインワーク」、願いがかなった様子をリアルに想像する「イメージワーク」、倍音や気功、呼吸法を用いる「エネルギーワーク」を3本柱に全脳を活性化します
https://hoiku.mynavi.jp/contents/hoikurashi/special/interview/6418/ 【自律神経と腸内環境を整えて免疫力アップ!「朝の習慣」を変えて病気知らず 】より
順天堂大学医学部教授・小林弘幸先生インタビュー【第1回】
自律神経と腸内環境を整えて免疫力アップ!「朝の習慣」を変えて病気知らず 順天堂大学医学部教授・小林弘幸先生インタビュー【第1回】
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新型コロナウイルス感染症の流行により、保育の現場もさまざまな影響を受けました。そして、危機対応という面ではいまだに予断を許さない状況が続いています。そうした中、「実際のところ、どんな感染対策をすればいいの?」と悩みながら働いている保育士さんも多いのではないでしょうか。そこで、感染症専門医であり、感染症コンサルタントとしても活躍する岸田直樹先生に、保育園で求められる新型コロナ対策について教えてもらいました。
構成/岩川悟(合同会社スリップストリーム) 写真/川しまゆうこ イラスト/えんぴつ
※この記事は、『免疫力が10割 腸内環境と自律神経を整えれば病気知らず』(プレジデント社 著者:小林弘幸 監修:玉谷卓也)より引用しアレンジしたものです。
目次
密接する自律神経と腸内環境の関係
免疫力を高める「朝の習慣」① カーテンを開けて、朝日を浴びる
免疫力を高める「朝の習慣」② 朝食で自律神経のスイッチを入れる
免疫力を高める「朝の習慣」③ トイレタイムをつくり、排便の習慣を身体に覚えさせる
密接する自律神経と腸内環境の関係
免疫力向上のカギは「自律神経」と「腸内環境」の改善です。
その際、ポイントとなるのは自律神経と腸内環境のバランス。この2つのバランスがよくなれば、血流がスムーズになって、全身の細胞も元気になるため免疫力が向上、病気にならない身体をつくることができます。そのためにも、まずは暴飲暴食や睡眠不足、生活リズムの乱れやストレスなど、これまで心身に悪影響を与えていた生活習慣を変えていきましょう。
自律神経と腸内環境は密接に影響し合っていますから、ストレスなどによって自律神経が乱れると、すぐに腸に影響して腸内環境を悪化させます。逆に、腸内環境を整える食生活を心がければ、便秘、腸炎などが予防できるうえに、有害物質を血液に送り込む悪玉菌の働きを抑えることにもつながります。そしてそれは、全身のストレスを減少させ、自律神経のバランスを整えることにも直結します。
とはいえ、わたしたちの生活の一つひとつの行動を取り上げて、一概に「これは腸にいい」「これは自律神経にいい」とはいいきれません。自律神経と腸内環境が身体の健康の基盤であるからこそ、さまざまな行動が、腸にも自律神経にも影響し、さらには肥満予防や脳のパフォーマンスアップ、肝臓をはじめとするほかの内臓の活性化など、あらゆる健康増進へとつながっているのです。
免疫力を高める「朝の習慣」① カーテンを開けて、朝日を浴びる
ここからは、わたしがおすすめする「朝の習慣」を紹介します。まず一つめは、朝、目覚めたら、カーテンを開けて朝日を浴びるようにすることです。
わたしたちの自律神経は、昼中(活動しているとき)に活発になる交感神経と、夜間(リラックスしているとき)に活発になる副交感神経に分けられ、この2つが「体内時計」に基づいてバランスよく動いています。そして、そうした自律神経の1日のリズムを整えるには、毎朝、体内時計をリセットすることが大切です。
もし、毎朝のリセットが中途半端だと、交感神経と副交感神経の振り幅が弱くなるため、日中はボーッとして気持ちも仕事の能率も低下。夜になってもリラックスできずに悶々とし、メリハリのない1日を過ごすことになってしまいます。
体内時計のリセットボタンは、目の奥の視交叉上核という部分にあり、朝日の強い光が目に入り込むことでリセットされます。ですから、できればベランダに出たり、窓を開けたりして全身で朝日を浴びるようにいてください。さらに良いのは、朝30分のウォーキングをすること。一定時間日光にあたると、体内でビタミンDが生成されるため、免疫力を向上させることができます。
また、朝日を浴びることは、睡眠の質の改善やメンタルの安定にもつながります。
朝起きて、日光が目に入ると、睡眠をうながすメラトニンというホルモンの分泌が抑制され、かわりに心身を安定させるセロトニンというホルモンの分泌がはじまります。そうやって1日を過ごした後、夜にまた眠くなるためには、メラトニンの働きが欠かせないのですが、実はメラトニンをつくる材料になるのがセロトニン。つまり、日中にしっかりとセロトニンを分泌しておかないと、メラトニンが正しく分泌されなくなり、睡眠の質が下がってしまうわけです。
免疫力を高める「朝の習慣」② 朝食で自律神経のスイッチを入れる
自律神経の働きを整えるには、自律神経を「お休みモード」から「活動モード」に切り替えるスイッチの役目を担っている「朝食」も大事。朝食を食べてこそ、栄養が全身に行き渡り、交感神経が活発に働くためのエネルギーとなるからです。
また、朝食によって代謝が高まるため、太りにくい身体になるほか、朝食が胃に入ることで、腸のぜん動運動が活発になり、自然と排便がうながされるという効果も。わたしの患者さんでも、朝食を抜いている人は便秘になりやすい傾向があります。
これまで朝食を抜いてきた方は、まずはバナナ1本からでも食べる習慣をつけてみてください。バナナは、善玉菌を増やすオリゴ糖や食物繊維を多く含み、ミネラルも摂取できる優秀な食材。そこから、ヨーグルトをトッピングするなど、食べる食材を増やし、朝食の習慣になじんでいきましょう。
逆に朝食を食べない人は、昼食後に血糖値の上昇を招くことが近年の研究でわかっています。高血糖は血管を傷つけ、太りやすくなるばかりか、糖尿病などの生活習慣病のリスクを高めるので注意が必要です。
免疫力を高める「朝の習慣」③ トイレタイムをつくり、排便の習慣を身体に覚えさせる
ここまでお伝えした朝の習慣は、便通の改善にも役立ちますが、それでも「便秘気味」という方は、身体が朝のトイレの習慣に慣れていないのかもしれません。もし、そうであれば、毎朝のルーティンとしてトイレタイムを設けましょう。やり方は簡単。朝食後に必ず便座に座る時間をとり、身体にタイミングを覚えさせるのです。
その際、無理に出そうといきむ必要はありません。いきむと逆に交感神経が高まって、腸の働きが抑えられてしまうもの。下記にあるお通じをうながす腸マッサージをしながら、リラックスして排便を待ってください。
便秘の改善は気長に待つ気持ちが大切です。15分、あるいは30分待っても無理ならその日はすっぱりあきらめ、あまり思い悩まず続けていきましょう。
便秘に効果的な腸マッサージ
おへそを中心に、ひらがなの「の」を描くようにもみながら、時計まわりにマッサージする
左右のわき腹をぐっとつかんでもみほぐす。右わき腹と左下腹部、左わき腹と右下腹部というように、上下左右を交互に行う
小林弘幸
こばやし・ひろゆき
順天堂大学医学部教授 日本体育協会公認スポーツドクター
1960年、埼玉県に生まれる。順天堂大学医学部卒業後、1992 年に同大学大学院医学研究科修了。
ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属医学研究センター、アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、順天堂大学小児外科講師・助教授を歴任。国内における自律神経研究の第一人者として、アーティスト、プロスポーツ選手、文化人へのコンディショニングやパフォーマンス向上指導を行う。著書には、『医者が考案した「長生きみそ汁」』(アスコム)、『不摂生でも病気にならない人の習慣 なぜ自律神経の名医は超こってりラーメンを食べ続けても健康なのか?』(小学館)、『最後の日まで笑って歩ける ため息スクワット』(集英社)などがある。