年末年始は台湾で… ② 北投温泉、淡水、士林市場
2017.01.03 03:00
【12/29】朝ごはんを豆乳粥のお店ですませて、パンを買って、北投温泉に出かけました。温泉街に忽然と現れる「防空壕迷宮」という看板。この先には何が待っているのでしょうか…。あ、防空壕跡の散策道なんで特に何もありませんでした。
朝ごはんは豆乳粥と大根餅と油條(揚げパン)と肉まん。地元の人と観光客が入り乱れて混雑するお店「永和豆漿大王」ですがメニューには日本語もあり助かりました。どれもすごく美味しくて、豆乳粥のなんとも言えない味と温かさは胃に染みわたりました。ひとり200円位で済んでしまう朝食という事もあり、満足度はとても高かったです。
お店は常に満員でテイクアウトの人も多かったです。右下のタレはトロっと甘みがあって、ニンニクの辛味が効いていてとても美味しかったです。
ちょっと甘いものも欲しかったので近くのパン屋さんでフッカフカのクイニーアマン、チョコクロワッサン、エッグタルトを買いました。どれもとても美味しくて三つで101元という安さにビックリ。
赤い地下鉄に乗って投北まで出かけますが、イージーカードという日本のスイカみたいなものを買いました。これにチャージして払うと運賃が2割引になるのです。30分ほど乗っても40元(160円くらい)という公共交通機関の安さもありがたいです。画像は北投と新北投の一駅をピストンしている電車ですが、各車両の内装が別々だったり、モニターがあり、これから向かう温泉街の概要が紹介さています。
ぶらぶら散歩しようということで近くの公園に足を踏み入れると、大変な数の青色の健康器具。日本でもよく見かける光景ですが、健康増進に関心が高い様でした。
「北投温泉博物館」は煉瓦造りの建物でその佇まいがとても魅力的でした。水着を買って入浴する露天風呂も近くにあり、晴れていたら気持ちが良さそうでした。禁止事項の標識はどれも図案が細かく描かれていて印象的でした。遊歩道の石垣の積み方も独特でした。
お昼ごはんは「茶色」という緑色のお店。ホテルもそうでしたが、宮崎アニメのイラストやグッズが至る所にありました。人気があるんですね。と、言うか、日本人狙い!?
ゆで卵は黄身がトロトロで醤油みたいなタレがかかっています。日本の温泉たまごとは違っていて白身も固まっていました。トーストは上に乗せるペーストが選べます。食べたのはココナッツでしたがメロンパンみたいな歯ごたえと風味でした。パーコー飯はコロモがモチサクな食感で中々の美味。珈琲だけは、コーヒー風のお茶?という感じで今ひとつでした。こちらの人は珈琲を飲まないのかなぁと思ったりしましたが、その割にスタバはアチコチにありました。
露天風呂を諦めてホテルの内湯でくつろぐことにしました。42.5度、39.0度のジェットバス、18.5度、と気持ち良い温度設定の湯船があり、一時間はあっという間でした。お湯も気持ちよかったです。
夕暮れで有名な「淡水」にも足を伸ばして行ってきました。到着と同時に太陽が沈みかけるというピッタリのタイミング。この景色が有名な所だけに嬉しかったです。
夜市もあって、モノによっては士林よりも2〜3割安い印象を受けました。
淡水から士林に向かう地下鉄でムスメにお願いして描いてもらったTwitter用のアイコンです。
士林市場はさすがに規模が大きくて賑やかでした。15年ほど前に来たことがあったのですが、なんだか親しみやすい印象を持ちました。
ちょっと外れた通りにあるお店で晩ごはん。牡蠣とたまごのオムレツが名物らしいです。確かに牡蠣は入っているのですが、シジミくらいの大きさでした。もう少し育てた方がイイのでは?と、思ってしまうのですが理由はあるのでしょうね。
色んなお店がありますが、圧倒的に食べ物系が多いです。以下の姿そのままのフライ、フルーツ、パン?!ソーセージ、キャンディ、ベアブリック牛乳などなど。
エビ釣って食べたり、ひょうたん見たり、Tシャツ買ったり、射的みたり。人の流れに身を任せて歩くだけでも楽しい時間を過ごせます。
海賊版とかコピー品が無くなったわけではないですが、ブランド物のショップが進出しているせいか、そのなりを潜めた感じは強いです。ただ、正規品のお店には、あまりお客さんが入っているようには見えませんでした。やはり、牽制の意味合いが強いのでしょうか。
射的やスマートボールに混じって麻雀の牌を使ったゲームがあったのですが、その台にジッと佇む背中を向けた猫がなんともいい味を醸し出してました。
基本的にこういうモノには手を出さないのですが、余りによくできてるのでつい…。Lサイズしかなかったので、ダイエットしてお腹を凹ませないといけませんが…。