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その日ばかりの野鳥観察

囀りと鳴き声(クロツグミ)

2021.06.12 23:20

戸隠森林植物園での散策の総括です。

朝6時から15時までの約9時間を過ごしました。

熊鈴を携帯していたおかげなのか、クマに遭遇する事はありませんでした。

残念ながら、目的の鳥であるコルリは囀りのみの登場です。

それでも、様々な野鳥に出会えたため、とても楽しい散策でした。


お立ち台で囀るクロツグミ♂。

囀っている時は、樹の頂上etc.で見つける事が出来ます。


近くまで寄って来てくれたキビタキ♂。

この個体は囀らず、木の枝に黄色い点があると気付けたため撮影出来ました。


初めて囀りを耳にしたアオジ♂。

ノジコも見かけた事がありますが、囀りが似ているらしいです。


木の幹に掴まるゴジュウカラ。

首の角度が辛そうに見えますが、この姿勢でいる事が多いです。


この日、観察できた野鳥の種類を数えてみると、エナガ、カワラヒワ、アカゲラ、アカハラ、ミソサザイ、キセキレイ、シジュウカラ、コガラ、キビタキ、アオジ、コサメビタキ、ゴジュウカラ、クロツグミ、コゲラ、カイツブリの計15種でした。

声のみでしたが、ウグイス、ツツドリ、カッコウ、コルリの4種も確認できました。



~おまけ~


昼頃から、鳥の影が薄くなり、代わりにセミの鳴き声が激しくなってきました。

おかげで野鳥の囀りは目立たなくなります。

セミは雛の餌として、アカゲラが捕まえていました。

豊富な野鳥は、こうした昆虫の存在によって支えられているのでしょう。