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Monochrom Welt

40mmが好き。

2021.06.14 11:00

Yongnuo YN40mm F2.8N

カメラが好きな人にはお気に入りの焦点距離があると思いますが、自分の場合は40mmが一番好きです。ただ残念ながら王道の50mmと35mmに挟まれた立場故に、割とマイナーな焦点距離になっています。


特にニコンでは40mmのAFレンズが存在せず、キヤノンのEF 40mm/F2.8 STMを羨ましく見ていたのですが、数年前に中国 永諾(Yongnuo、ヨンヌオ)から登場したFマウント用40mmレンズが、今回のYN40mm F2.8Nです。EF 40mmのコピーレンズという噂も。


とはいえライカMモノクロームがメインになりD800の稼働率が激減していたこと、優秀なAF-S 50mm F1.8Gを持っていたこともあり、色モノ臭のするこのレンズを安いとはいえ1万円程度も出して手にするまで数年の逡巡がありました・・・。ただヨンヌオのレンズの中でも50mmや35mmは比較的中古でも見かけるものの、この40mmは滅多に見かけません。ディスコンになったら買えなくなるかもしれない、ということで腹を決めて買ってみましたw


このYN40、フードが付属しないこともありコンパクトさはまあまあですが、正直パンケーキというほどではありません。AFの速さはそこそこ。普通に使えるものの、これなら同じくヨンヌオが1万円程度で販売している35mm F2か50mm F1.8を普通は選ぶな、というのも正直なところです・・・。

ただ久しぶりに覗く40mmの視野はスッと構図が決まる感じで、50mmや35mmとは違う心地よさがあったのも確かです。最短25cmくらいまで寄れるのでテーブルフォトをこなせるのも嬉しいですね。


結局色々と不満はあれど、40mmの画角の使いやすさ、寄れる便利さで、D800にこれを付けて持ち出すことが多くなってしまいました。F80くらい小型軽量なニコンFX機があれば本当に完璧なんですけどね。


現行のニコンZシステムでは、40mm F2のパンケーキレンズが予定されているようです。このYN40で自分はやはり40mmが好きと実感してしまったので、欲しくなってしまっています。一緒に魅力的な軽量ボディも登場してくれないかなあ。