本来の自分を知ること
インド人って性格診断的な占いに興味ないらしいです。
自分の性格なんて人から言われなくてもわかってるでしょ、というのが理由。
なんだかインド人っぽい 笑
そんなこともあってインド占星術は「事実」至上主義なところがあると思います。
結婚・出産・昇進など人生イベントをビシッと当てるかんじ。
私はというと、ホロスコープからどんな人なのかを見るのが好きで、けっこう時間を割いて伝えちゃいます。
以前も書いたのですが、同じできごとでもその人の心の強さや気の強さ、楽観的か悲観的かで心象風景は全然違うものになると思っているし、運勢を伝える前に場を温める意味でも話題としていいかなと。
日本だと西洋占星術でも心理占星術とか月星座とか言ってマインドよりのものもウケているし、日本人はわりと「自分」について知るの、好きなんじゃないでしょうか。
カルマと言ったりもしますが何を目的に生まれてきて、どんなことが強みで、どんなことが弱点なのか伝えることにしてるんですけど、自分のことがわかって楽になりました、と言ってもらえることもあり、嬉しいです。
人の悩みの大半って、他人と比べるからだと思うんです。
特に30代ぐらいまではまだ可能性もたくさんあるし、同年代と自分を比べて自信をなくしたりあせったりする人も多そう。
例えば心(あるいは身体)が弱めだから無理しない方がいい、とか、仕事のために生まれてきてるから無理に結婚をあせらなくていいよ、とか、わかったらスッキリすることも多いのかなと思います。
たとえば、最近毒親と言ったりするようなパターンなんかも、辛いことだけどそうなんだな、と分かればあきらめもつくってもんです。
ないものをねだって執着するというのは、本人が一番しんどいですものね。
私も、インド占星術をはじめてから自分の弱みがわかっているので、ほんとに人と比べなくなったし無理しなくなり、楽になりました。(単に自分に甘くなっただけかもしれないけど、でも幸せだからよしとする。)
占いで本来の自分を知る手がかりぐらいでもいいので、伝えられたら嬉しいことだなと思って、日々取り組んでいます。
ちなみに「事実」のほうは、だいたいの流れは大きく外すことはないですけど、細かく見るのはあまり得意ではなく、当たってせいぜい6,7割でしょうか。
全部当たったら怖いし、生きてる意味ないですもんね。
☺︎ゆき