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榠樝

2018.06.14 02:00

http://blog.livedoor.jp/natusunao17/archives/10888191.html 【榠樝(かりん)の実】

これは榠樝(かりん)の実です。なんと難しい漢字だこと。

榠樝(かりん)の実は秋の季語です。

花梨の実とも書きます。榠樝だけでも秋の季語です。

砂糖漬けや花梨酒にしますね。干したものは咳止めの薬になるそうです。

昏れかかる山をいくへに榠樝の実   矢島渚男

     角川書店編 俳句歳時記秋の部より

引越しの荷物は軽く花梨の実     つじあきこ

     瓔No.28より

この写真も美山に行った時に撮りました。空と榠樝の実がきれいですね。

今日の一句

いやなことみんな忘れろ花梨の実      SUNAO

美山に行ったらリフレッシュしますよ。明日は違う私かな?


https://okjiten.jp/kanji2506.html 【漢字・漢和辞典-OK辞典⇒⇒⇒「櫓」という漢字】

「櫓」という漢字

漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。

(「櫓」は常用漢字外(人名用漢字)です。)

成り立ち、読み方、画数・部首

意味

①「たて(盾)」、「大きな盾」

②「やぐら」

 ア:「武器を入れておく倉庫」

 イ:「城門や城壁の上につくった一段高い建物。敵の様子を

    探ったり、射撃の為に用いた。」

 ウ:「木材や鉄骨などを用いて組み立てた高い構築物」

 エ:「こたつの布団を掛けるための四角い枠」

 オ:「戦国時代から近世の軍船に設けられた展望台」

 カ:「やぐら投げの略」

※やぐら投げとは、相撲の手の一つ。四つに組んだ体勢からさらに

  踏み込み、相手の内股 (うちまた) を自分の片股 (かたもも) にのせて

  はね上げ、つりぎみに振り回して投げる

 キ:「やぐら囲いの略」

※やぐら囲いとは、将棋で王将を守る陣形の1つ。

③「和船をこぎ進める用具の1つ」

成り立ち

形声文字です(木+魯)。「大地を覆う木」の象形と「魚の象形(「鹵(ロ)」に

通じ(「鹵」と同じ意味を持つようになって)、「おろか」の意味)と口の象形」

(「考えが足りない言い方」の意味だが、ここでは「露(ロ)」に通じ、

「むきだしになる」の意味)から、屋根がなくむきだしになっている

「物見やぐら」を意味する「櫓」という漢字が成り立ちました。

読み

音読み:「ロ」

訓読み:「やぐら」

画数

「19画」

部首

「木(き、きへん(木偏))」


http://www.hal.msn.to/kankaisetu/chuyaku157.html 【生薬解説木瓜(カリン)もっか(かりん)】より

生薬解説木瓜(カリン)

中国における薬物の応用の歴史は非常に古く、独特の理論体系と応用形式をもつに至っており、現在では伝統的な使用薬物を「中薬」とよんでいます。

中薬では草根木皮といわれる植物薬が大多数を占めるところから、伝統的に薬物学のことを「本草学」と称しており、近年は「中薬学」と名づけています。

中薬学は、中薬の性味・帰経(用語説明)・効能・応用・炮製・基原などの知識と経験に関する一学科であり、中医学(用語説明)における治療の重要な手段のひとつとして不可分の構成部分をなしています。

大分類】祛暑薬…

水をさばく効能。湿邪による筋肉痛、嘔吐、下痢、浮腫に応用。

【学名】…C.sinensis Koehn.

【別名】…モッカ・宣木瓜・陳木瓜

概要

果実は生薬名を和木瓜(わもっか)という。ただし和木瓜をボケやクサボケとする人もあるし、カリンを木瓜(もっか)とする人もいる。なお、日本薬局方外生薬規格においてカリンの果実を木瓜として規定していることから、日本の市場で木瓜として流通しているのは実はカリン(榠?)である。

生薬生産地

中国地図【中国産地】…陝西省、山東省、湖北省、江西省、安徽省、江蘇省、浙江省、広東省、広西チワン族自治区

【日本産地】…長野県、香川県

日本産有

伝統的薬能

木瓜は酸温で香気を有し、酸味で肝に入り平肝舘筋活絡に働き、温香で脾に入り和中化湿して肌膜の湿滞も除く。

血虚肝旺の転筋および雷乱転筋など一切の転筋腿痛の要薬であると同時に、湿侵肌肉の湿痒および傷及足脛の脚気に対する要薬でもある。

このほか、和中砥湿と酸以生津の効能により消食・止渇にも働く。

(中略)

生薬生薬は、薬草を現代医学により分析し、効果があると確認された有効成分を利用する薬です。 生薬のほとんどは「日本薬局方」に薬として載せられているので、医師が保険のきく薬として処方する場合もあります。

中薬・中成薬中薬は、本場中国における漢方薬の呼び名です。薬草単体で使用するときを中薬、複数組み合わせるときは、方剤と呼び分けることもあります。

本来中薬は、患者個人の証に合わせて成分を調整して作るものですが、方剤の処方を前もって作成した錠剤や液剤が数多く発売されています。これらは、中成薬と呼ばれています。 従って、中国の中成薬と日本の漢方エキス剤は、ほぼ同様な医薬品といえます。

詳細

花期は3月?5月頃で、5枚の花弁からなる白やピンク色の花を咲かせる。葉は互生し倒卵形ないし楕円状卵形、長さ3?8cm、先は尖り基部は円く、縁に細鋸歯がある。適湿地でよく育ち、耐寒性がある。

未熟な実は表面に褐色の綿状の毛が密生する。成熟した果実は楕円形をしており黄色で大型、トリテルペン化合物による芳しい香りを放ち、収穫した果実を部屋に置くと部屋じゅうが香りで満たされるほどである。このため中国では「香木瓜」とも呼ばれる。10?11月に収穫される。実肉には果糖、ビタミンC、リンゴ酸、クエン酸、タンニン、アミグダリンなどを含む。

花・果実とも楽しめ、さらに樹皮・新緑・紅葉が非常に美しいため家庭果樹として最適である。語呂合わせで「金は貸すが借りない」の縁起を担ぎ庭の表にカリンを植え、裏にカシノキを植えると商売繁盛に良いとも言われる。

日本では、東京・お茶の水の湯島聖堂 »に祭られている神農像があり、毎年11月23日(勤労感謝の日)に祭祀が行われます。

(略)