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(有)小川屋

「ブラックニッカ スペシャル」

2021.06.14 06:37

「ブラックニッカ スペシャル」

製造場:ニッカウヰスキー株式会社(千葉県)

販売者:アサヒビール株式会社(東京都)



モルトウイスキーと伝統的な連続式蒸留機・カフェスチルで作られたグレーンウイスキーを、ブレンドして作られたブレンデッドウイスキーです。


香りはモルトとカフェグレーンの混ざり合いが感じられ、舌触りもとても滑らかです。

甘さとコクのバランスが良いウイスキーで重厚感があり、穏やかなピート香と樽から生まれた旨みの余韻が長く、ウイスキー通の方にはたまらない1本でしょう。


アルコール度数は42%と、現在のジャパニーズウイスキーよりは少々高めです(通常の「ブラックニッカクリア」は37%)。

今日の「ブラックニッカスペシャル」の42%という度数の高さは、かつて酒税法で区分されていた1級ウイスキーの名残なのだとか。


ブラックニッカシリーズは、遊び心のあるボトルも注目したいポイントです(2枚目をご覧ください)

中央はルパン三世とのコラボ版で、右は通常版のブラックニッカクリアです。

 



【価格】


700mℓ 1,500円(税込)      

 



【小川屋スタッフから】    

    

元祖「ブラックニッカ」の発売は約65年前。その元祖の、伝統ある味わいを継承したウイスキーが今日ご紹介した「ブラックニッカスペシャル」です。

1985年の発売以降、現在も人気のあるロングセラー商品です。

味もコスパも抜群のこのウイスキーを、発売元のアサヒビールさんは(まったくと言っていいほど)宣伝していません。


昨今のウイスキーブームで消費量が上がり、このコスパ抜群のウイスキーを多くの人がこぞって購入したら、さらに原酒が減っていく……。

それゆえ「ブラックニッカ」の広告を大々的に打たず、流通量を減らし、細々と販売されていると聞きました。


嘘か真かはわかりませんが、この味でこの価格だったら売れに売れちゃうよね、と確かに思います。


元祖「ブラックニッカ」からの伝統のある味わいを、可能な限り多くの人に味わっていただきたい。だがしかし、数の問題が……、と、いち酒屋の私も葛藤してしまいます。

 

ウイスキーをご案内する日の常套句になってしまっていますが、今日ご紹介いたしました「ブラックニッカスペシャル」も、前述の通り数量が多くはございません。


大変申し訳ございませんが、お一人様1本のみ、また、日々ご愛顧いただいているお客様やフォロワーの皆様を優先させていただきますことをご了承ください。


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さあ、新しい週が始まりました。祝日のない6月ももう中盤です。

美味しいお酒をエネルギーに、またはご褒美に、日々を楽しく過ごしていきましょう。

今週もお付き合いいただけると嬉しいです。

どうぞよろしくお願いいたします。