パンクの女王❤︎ヴィヴィアン・ウエストウッド
U-NEXTで彼女のドキュメンタリームービーを鑑賞。
いわずとしれたイギリスが産んだファッション界の女王に相応しいパンクROCKなデザイナー。
このときの2018年時点で77歳の彼女は、まだまだ現役バリバリのかっこいいままのデザイナーであった。
わたしも10代の頃から知って、彼女の服は大好きである。
初めてその服を見たときは、それまで見たことのない独特のカッコ良さで衝撃的だったのを覚えてる。
コム・デ・ギャルソンやヨージヤマモトとは、またちがったカッコ良さ。
ロンドンファッションを象徴するチェック柄に、女性のボディを計算され尽くしたような美しいカッティングが印象的。
何より、その後の漫画「NANA」の影響でますます若い子からも指示を得たように思う。
とは言え誰にも似合うものではなく、
ドクロや王冠などをモチーフにした独特な世界観のある大人なお洒落なアイコンに、
反骨精神が表れたファッションは、かなり着る人を限定すると思う。
それでもなお、世界的にここまでヒットしたのは、一言で言えば彼女は、
紛う事なき、
本物
なのだ!
と、わたしは恐縮ながらも思うわけです。
人を魅了させるパワーを感じるのです。
セックスピストルズのシド・ヴィシャスとも親交深かったようで、その話をこのドキュメンタリーで聞きたかったが、
本人は、その件のインタビューを拒否した。
「今さら、そんな悲しい話はしたくないの」
そう、寂しげに俯いた。
それが逆に彼女の過去の様々な深い想いがきっと、ファッションに反映されているだと思った。
当時は、パンクロック激動な時代。
ものすごくその影響力もあった。
音楽もファッションも。
今とは全くその意味も違うと思う。
でも決してその服たちは、下品ではない。
どちらかといえばエレガンスさが漂う。
きっと、ご本人のキャラなんだと思う。
その信念はきっと、服にも魂として宿ると思うから。
この人は死ぬまで現役でファッションを作り続けていくのだ、というのが画面からも伝わってきた。
とはいえ、私は
ヴィヴィアン・ウエストウッドの服は持っていない。
値段が高いこともあるけど、小物は購入したことあったけど、肝心の洋服はないとおもう。
個性的なアイテムたちは、なかなか着こなすのに自信がいる。
何度かSHOPには足を運んでシーズンごとに、チェックはしていたけど。
未だに憧れのブランドに間違いはない。
唯一無二の存在なデザイナーであり、
存在そのものが、パンクロック女王である。
今、このドキュメンタリーを観終わり、
改めて、私は、思う。
死ぬ前までには、
必ずや、
ヴィヴィアン・ウエストウッドのドレスに
袖を通したいと。